大学生による本気イチゴ栽培 -2ページ目

大学生による本気イチゴ栽培

3年ほど前から趣味で家庭菜園をやっています。
今年は初めて水耕栽培に挑戦してみようと思っています。

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初収穫です!今日は3個収穫しました。味も大きさも初めての水耕栽培にしてはまずまずの結果だったのではないかと思います。だいたいスーパーで売っている普通のイチゴという感じでした。

ただ、全体的に見ると株が疲れ気味で、特に手前の列はあまり調子が良くありません。根を見ると黒ずんでいるみたいだし、ちょっと見ない間にアブラムシも結構勢力拡大してました…
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そして、実が重みを増すとともに茎が垂れ下がり、折れてしまうものも出てきていたのでスポンジで支えてやったりしました。
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ねの黒ずみに関しては溶液を交換して様子をしばらく見たいと思います。
全体的に見ると順調な水耕栽培、受粉の成功率も高く、だんだんいちごらしい形になってきています。
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ちなみに全体を見渡すと、花の割合がピークの時に比べてだいぶ減り、実の割合が増えており、第1房花は終盤を迎えています。露地栽培だと時期的に第2房が出る頃には夏に近づき気温が高くなったり梅雨に突入したりであまり多くの収穫が望めないのですが、温室栽培だと開花時期が5ヶ月も早いので第2房、第3房と、連続的に花が咲いては実がなるというプロセスが繰り返され、長期間収穫することができます。
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↑2段目の花芽

ただ、最近ちょっと気になることに部分的に見ると、どこから進入したかもわからない虫食いのあとがあったり、特に手前の列の苗の調子があまり麗しくないところもあったりします。
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こちらは一番元気がないもので、新しい葉もあまり出てきていません。

原因はなんだろうと、パイプの中を覗いてみると、溶液の水位がかなり高く、根の9割以上が溶液に使っている状態で、おそらく呼吸ができくなっていたのが原因かと思います。
パイプを少し傾けて配水をよくしたのでまた様子をみようと思います。


一方の露地栽培はというと、すっかり冬モード
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葉っぱは赤く紅葉し、ペッタリと地面に張り付いています。
初めの方に咲いた花は、花の中心が膨らみ、はじめ、いちごの実の形になり始めています。
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当初予想したよりも成長の速度が速いです。
しかし株の間で成長の度合いに差が出てきています。大きい株では手のひら大の葉っぱがどんどん出てく来ている一方、元気がない株は未だ植え付けた時と大して大きさが変わっていません。




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植え付けから間もなく1ヶ月になり、15株全てのイチゴに花芽が出揃い、開花してい流花も増え、遠くから見ても花が目立つようになりました。

11月28日に初霜を観測し、すっかり冬っぽくなってきたこの時期、受粉を助けてくれる昆虫があまりいないため、開花したら1つずつ丁寧に筆でつついて人工授精させてあげます。
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画像の下の花は最も早く、11月22日に開花したもので、おそらく受粉は成功したものとみられます。
開花して実が熟すまで約1ヶ月かかると言われているので、うまくいくかは分からないですが順調に行けば、クリスマスの時に数粒イチゴが収穫できるかどうかというところです。
ついに開花しました!
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タイミングを見計らって人工受粉します。

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最近はこの時期にしてはかなり暖かい日が多いのはいいのですが、同時に雨も多く、日照がもう少し欲しいこの頃です。先週は一週間に5リットルくらい消費された液肥も今週はあまり減っていません。
クラウンから少し覗いていた花芽は今はイチゴのヘタとわかるくらいの形にまで大きくなっています。
14株中6株に確認できた花芽も、今は14株中10株に増えました。
2日前はなんか膨らんでるなー、でもよくわからないなー多分花芽かな?
だったのが、2日経って、完全に花芽だと分かりました!しかも一株だけではなく6株も。14株中6株に花芽がついたことになります。さすが水耕栽培、成長が早いです。

2日前↓
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今朝↓
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一方、土耕栽培の方はというと、もうこのまま冬の休眠に入ってしまうのではないか、というくらい変植え付けた時と変化が少ないです。
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水耕栽培のいちご、定植してから約一週間が経ちました。特に大きなトラブルなく、ここまで来ていますが、パイプの排水に対して給水の方が過剰気味で、パイプ内の水位が少し高めなのが気になります。
また、植えつけてから今日までで約5リットルの溶液が消費されていて、なかなかのペースだと思います。春の最盛期になれば毎日5リットルくらい消費するようになるのかもしれません。
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地上部は見ての通り元気ですが、それでは根っこの方はどうなっているのか…?好奇心に勝てず、ちょっくら引っこ抜いて確認してみました。
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前回見たときよりもさらに白い根が出てきています。一方で、土にあった頃の古い根はだんだん黒ずんでいきます。

さらにさらに、クラウンの方を近くで覗き込んでみると…
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なんかふっくらして…はいないけどもうそろそろふっくらしそうな感じがしなくもないです。
ちょっと気が早いかもですが、中の方ではすでに花芽が形成されているのかもしれません。

今後に楽しみです。
水耕栽培、定植してから3日が経ちました。全体としての感想は、かなり良好だといった感じです!
まだ3日目なので浮かれてはいられませんが、昨年、屋内の窓辺で試験的に栽培していた時に比べたらうまくいっているという印象です。一番の違いは葉が青々と、しっかりしているというところ。秋の日差しを燦々と浴びて今後もこの調子で行って欲しいです。
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この株が今のところ特に元気です
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そして、根の方はどうなっているのか?と気になって開けてみたところ、
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お!何と、しっかり新しい白い根が生えてきてるではありませんか!すでに1cmほど伸びています。


と、ここまで調子がいい事だけ言ってきましたが、実は1株だけ少しだけヘタレ気味なのがあります。
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こちらポットに植わっていた時点でカナブンの幼虫に根が食い荒らされていたもので、根があまり多くありません。植え替えの時のショックと、昨日うっかりヒーターを日中消し忘れ、液温が40度近くになってしまった時があり、それも相まって茎の根元が茶色くなっています。
おそらくしばらくすれば回復すると思いますが、慎重に見守っていきたいと思います。
遅れること一カ月、ようやくとちおとめ14株の定植が完了しました。
まだ昼間20度近くまで気温が上がりますが最近は昼夜の寒暖差が大きく、早朝は7度くらいまで冷え込むことが多くなってきました。

そんな中、厳しい夏を乗り切り、生存競争を勝ち抜いた14株のとちおとめの苗をポットから取り出し、土を落として水洗いします。
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ほとんどの株は苗の状態が良く、かなり根が回っていたのですが、中にはカナブンの幼虫が土に入り込んだようで、どうして生きているのか不思議になるくらい根が食い荒らされてなくなっているのもありました↓
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夏の初めには必要としている14株のほぼ倍あったとちおとめの苗はこうして一つずつ脱落していき、この季節、辛うじて14株確保することが出来ています。本当に予備をたくさん作っておいてよかったです。
根が綺麗になったら、丸く切った台所用のスポンジに切れ込みを入れ、そこに苗を差し込んで、栽培装置のパイプの穴に固定します。
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育ってきたら実のなりかたや根の成長次第でスポンジをくるくる回すので植える向きは今はあまり気にしません。これで定植は完了。

最後に、液肥を加えます。
今回使うのはこれ↓
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AとBがあり、それぞれ水1リットルに対して2cc加えて500倍に希釈します。
栽培装置の水量は約50リットルなのでそれぞれ100cc加えます。

ちなみに溶液タンクはこんな感じになっています。毎回ポンプの始動に手こずります。
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ポンプの他にホースが2本とヒーターが見えますがホースは2つとも排水用、ヒーターはポンプと同じ、以前飼っていた熱帯魚用のものです。
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これで水耕栽培装置に関しては一通り作業は完了です。
あとは経過を見守っていくだけなのですが、一度少しだけ家の中で水耕栽培を試してみた以外は全てが初めてなので、本当にうまく育つのか、50リットルもの水の重みに木枠が耐えられるのか、冬の寒さに耐えられるのか、色々と不安はありますが、とりあえず今は手を尽くしたので、今後臨機応変に対応して生きたいと思います。(途中で全て投げ出すかもしれないですw)


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さて、露地栽培の方ですが、去年に比べると植え付けの時期が遅かったためか、去年の同じ時期に比べたら生育状況はわるいですが、とりあえずとちおとめ1株を除いて順調に土に馴染んできています。
中には花を咲かせ、小さな実を付けているものもあります。
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さすがの四季なりいちごです。
今エネルギーを使い切らずに春に向けてためて欲しいところではあるのですがね。
食べてみたところ、小さくて、あまり甘くはありませんが、酸味が効いていて、しっかり味は乗っている感じでした。悪くはないです。




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