遅れること一カ月、ようやくとちおとめ14株の定植が完了しました。
まだ昼間20度近くまで気温が上がりますが最近は昼夜の寒暖差が大きく、早朝は7度くらいまで冷え込むことが多くなってきました。
そんな中、厳しい夏を乗り切り、生存競争を勝ち抜いた14株のとちおとめの苗をポットから取り出し、土を落として水洗いします。
ほとんどの株は苗の状態が良く、かなり根が回っていたのですが、中にはカナブンの幼虫が土に入り込んだようで、どうして生きているのか不思議になるくらい根が食い荒らされてなくなっているのもありました↓
夏の初めには必要としている14株のほぼ倍あったとちおとめの苗はこうして一つずつ脱落していき、この季節、辛うじて14株確保することが出来ています。本当に予備をたくさん作っておいてよかったです。
根が綺麗になったら、丸く切った台所用のスポンジに切れ込みを入れ、そこに苗を差し込んで、栽培装置のパイプの穴に固定します。
育ってきたら実のなりかたや根の成長次第でスポンジをくるくる回すので植える向きは今はあまり気にしません。これで定植は完了。
最後に、液肥を加えます。
今回使うのはこれ↓
AとBがあり、それぞれ水1リットルに対して2cc加えて500倍に希釈します。
栽培装置の水量は約50リットルなのでそれぞれ100cc加えます。
ちなみに溶液タンクはこんな感じになっています。毎回ポンプの始動に手こずります。
ポンプの他にホースが2本とヒーターが見えますがホースは2つとも排水用、ヒーターはポンプと同じ、以前飼っていた熱帯魚用のものです。
これで水耕栽培装置に関しては一通り作業は完了です。
あとは経過を見守っていくだけなのですが、一度少しだけ家の中で水耕栽培を試してみた以外は全てが初めてなので、本当にうまく育つのか、50リットルもの水の重みに木枠が耐えられるのか、冬の寒さに耐えられるのか、色々と不安はありますが、とりあえず今は手を尽くしたので、今後臨機応変に対応して生きたいと思います。(途中で全て投げ出すかもしれないですw)
さて、露地栽培の方ですが、去年に比べると植え付けの時期が遅かったためか、去年の同じ時期に比べたら生育状況はわるいですが、とりあえずとちおとめ1株を除いて順調に土に馴染んできています。
中には花を咲かせ、小さな実を付けているものもあります。
今エネルギーを使い切らずに春に向けてためて欲しいところではあるのですがね。
食べてみたところ、小さくて、あまり甘くはありませんが、酸味が効いていて、しっかり味は乗っている感じでした。悪くはないです。
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