バンコク紀行2 市場のこと
照りつける太陽を仰ぐと、今年の冬と春に訪ねたバンコクのことを思い出します。市場のことを…!なんて書きながら、全く更新していませんでしたが、記憶が蒸発してしまう前に留めておきます。今回はタイに詳しい従兄の導きの下、観光客向けと現地人向けの市場、両方を訪ねる機会がありました。その二つについて感じたことを綴っていきたいと思います。観光客向けの水上マーケットやウィークエンドマーケットには英語や中国語が飛び交い、お土産やファッショングッズなどが売られています。仏像とかゾウの置物とか、いかにもタイって感じ。そして南国の果物を使ったデザートが目白押しです。値段は高めですが、安心できる雰囲気です。水上マーケット(ダムヌンサドゥアック・水上マーケット)では舟に乗りながら運河上の露店をめぐります。ココナッツジュースやマンゴーライスをいただきながらの遊覧はまさにタイ満喫!ですが、訪れたのが年末年始だったので大混雑!船が渋滞して進まない…舟の舳先が前の舟の船頭さんにぶつかるなど、小さいトラブルが絶えません。また、この運河の水は相当汚いです。まさに板子一枚下は地獄…絶対落ちたくない。(笑)タイでは自国民を優先する傾向があります。従兄の友人のタイ人が一緒にいてくれたために、待ち順番を繰り上げてもらったみたい。またレストランも若干お安くなったらしいです。「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり 」ってやつね!バンコク市内には土曜と日曜にだけオープンするJJマーケット(チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット )があります。モーチット駅を降りるとたくさんの人がマーケット目指して歩いています。巨大な公園の中にぎっしりみっちりお店が密集しており、ぼーっと歩いていると一瞬で迷子になってしまいます。食べ物以外にもいろんなお店が!そこはかとなく心惹かれる標識屋さんがあったけど、買って帰っても部屋には合わないかな…。(笑)バンコク郊外のメークロン市場では、鉄道上に開店している光景を目の当たりにしました。列車がやってくると、お店のテントが一瞬で避難します。その様子が動画で配信され、観光名所化しているとのことです。遮断機の無い踏切に、人々が列車を一目見ようと集まっています。中国語が飛び交っていたので中国からの観光客が多いみたい。やがて、けたたましく警笛が鳴らされます。「お前らどけー!踏むぞー!」って意味のブーブーが聞こえてきました。ここが終着メークロン駅なので、スピードを落としながら列車が近づいてきます。あ、見えた!!ちょ、そろそろ危ない!みんな写真撮ってないで後ろに下がって!(かくいう自分も人のこと言えない)デデスデスデデスデデスデス!!!ひょえーっ、ギリギリセーフ!運転手さんはこういう手合いに慣れているらしく、最前列の観衆にハイタッチしてくれました。(かくいう自分もハイタッチ!)どうぞこれからも安全運転で頑張ってくださいまし。メークロン市場はまだまだ現地の人のための市場って感じですが、外国人を意識したオシャレでちょっと高い商品を贖う店舗ができるかもしれません。最後に完璧に現地人のための市場を紹介します。バンコク中心地のアソークから地下鉄で二駅ほどのクロントゥーイ市場です。ここは首都バンコクのど真ん中にありながら外国人の姿はほとんどありません。巨大な市場は野菜エリア、海鮮エリア、肉エリア、果物エリアに分かれています。むき出しの巨大な豚肉の塊が吊るされ、大量の魚が狭い水槽の中でピチピチ飛び跳ね、生きている鶏の上に調理された鶏が置かれています。特に肉コーナーは壮絶で、血や肉汁がデコボコの道にしたたっています…。ここを訪れるなら、汚れてもいい靴と格好を推奨します。売る人たちも様々、大声で客に呼びかける者もあれば、まるでやる気皆無の者もあり…。日本のスーパーマーケットや食卓でカットされた肉しか見ていない自分にとって、新鮮を通り越して衝撃的な光景でした。日々、動物や植物の命を食べているんだということを見せつけられます。日本で何気なく過ごしていると、大切なことが見えにくくなることがあり、海の向こうに出かけることで始めて思い知らされることもある。このような機会にめぐりあえるのも、知らない土地を訪れるだいご味の一つです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・さて、市場にはこんなものも売ってました。これ、カブトガニだよね…。絶滅危惧種じゃなかったっけ??別の日、従兄が連れて行ってくれたタイ式バーベキューの具材として並んでおり、奇跡の再会(?)を祝して一匹頂戴しました。お腹側の甲羅を引っぺがして卵の部分を食べるのですが、そんなに食感もよくないし、美味しくはなかったです※帰国後、カブトガニにはテトロドトキシンが含まれている個体があることを知りました。何事も経験!と思ってチャレンジしてきましたが、ほどほどししなきゃいけませんね。知らず知らず九死に一生で反省です。チャレンジされる方はお気を付けください(;'∀')