ながーくて、くだらない作文です。
読まない方がいいです。
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コロナについて(今回も以前のTwitter、しかし子供が移さなってこと付け加えました)
恐怖心を煽り立てる報道やSNSのデマには憤りを感じます。
私は落ちこぼれ医師であり医療の底辺の人間です。
飯を食べたら糞になって出る。出なきゃ困ったことになる。このレベルのことしか分かりません。
しかし医療というのはこの程度で理解出来ることが殆んどです。あとは断片的にPCRとはなんぞやと調べればいいのです。
一度ウイルス(抗原)が陰性になったのに、また陽性に、逆に陰性だったのに陽性になっちゃった。潜伏期はどうなってるんだ。抗体はできないの?なんてことが話題になって恐怖を膨らませ煽るようなツイッタラーが沢山います。テレビも煽って興味を引きつけようとします。
私的にはテレビは見ない、信じないが一番と感じています。
では、簡単なことだけ考えてみましょう。
インフルエンザウィルスに暴露したとしましょう。潜伏期は短いですね(数日で発症)。熱が下がったら3日で学校にもどれますね。
これ、非常に強くて危ないウイルスの特徴です。体に侵入してウイルスが悪さをして、それを自分の抗体がやっつけにいくのです。戦いで高熱がでます。戦いに勝てたら(抗体ができたら)熱も下がりウイルスは全滅するから人に移ることはなくなります。
エイズはどうでしょう。結核はどうでしょう。潜伏期は長いですよね。忘れた頃にジワジワときます。直ぐに危険な状態にならないから、自分の免疫も頑張りません。だから厄介です。よっぽど進行しないと命に別状ないため無治療でも数年生きたりします。
コロナはどうでしょう。軽い風邪と言えばRS、ライノ、アデノ、コロナでしょうか。アデノなんかは喉が腫れて熱がでますが、コロナはたいした症状がでません。鼻腔粘膜から奥には、なかなか入らないからです。ウイルスに暴露してもくしゃみ鼻水、鼻づまりくらいて、なかなか発症しません。鼻腔から口腔まで広がってさらに肺まで達すると発熱します。ここでうまく抗体が作られたらウィルス性肺炎も治るし、もし血液検査したらIG-G抗体ができていることか確認できると思います。
しかしこの抗体は血液に乗って全身に回りますが、粘膜の表面まではきません。だから二度とコロナによるウィルス性肺炎になることは、おそらくないでしょうが、粘膜に残ったウィルスは生きつづけます。また再度、外部からウイルスを暴露したら粘膜細胞に入っていきます。
だから治ったのに、またPCRが陽性だったという現象がおきます。
軽い風邪ってそういうものです。
よくピンポン感染なんていいますよね。お母さんから子供へ、せっかく治ったのにまたお母さんがなんてね。
逆にPCR陽性だったのに、抗体ができないってどういう状態でしょう。粘膜にウィルスが着いて感染と判断されたけど肺炎まで至らなかった。(血流が豊富な組織に至らなかった)ということでしょう。体にウィルスが侵入しなかったから、たいして熱も出ないし抗体もできません。
普段からインフルエンザかな、インフルエンザの検査してもしょうがないかなって臨床所見から、こんなことを判断している医師は多いのです。
こんなことを考えているとコロナのPCRをドライブスルーで手軽にってのが馬鹿らしく思えてきます。
更に言えばこの自粛だって、どれだけ効果があるか分かりません。
病院に勤める職員が出勤できなくなる方がよっぽど医療崩壊危ぶまれます。
私が公務員だったら、どういった人がコロナのコンプロマイズドホストになるのかをしっかり定義します。BMIいくつ以上の肥満、タバコ、糖尿.......と具体的に。男性は何歳以上って具合に。
その人たちに外出制限を要請します。
そういった人たちで希望する人にはホテル生活をしてもらう。その方がよっぽど増患しなそうだし、守らなくて感染しても自業自得です。
私がこのようなことを評論するのは奥がましいですが、外出制限しても無駄だった国ばかりです。韓国は日本と同じ要請だけなのに死者が日本と同じように少ないです。
何故でしょうか?肥満が少ないからです。医療で保護されていない人がいない。底辺の医療のレベルが高い。これだけです。現実に目を背けるとつまらないことを沢山考えなきゃになります。
PCRの特異度はPCR陽性者のどれだけにIG-M抗体が上昇するのか?くだらないことが沢山頭をよぎりますが、もう遅いのでやめときます。
時間あったら、続き述べます。
 
ではここからは追加記事になります。
何故子供から移らないのかということについて考えてみます。PCRは綿棒を使い鼻腔、咽頭から剥がれ落ちた粘膜表面の細胞を採取します。ここにウィルスがいるかということです。
子供の粘膜の増殖は速いです。ウィルスがついてもすぐに剥がれ落ち、きれいな粘膜になります。粘膜の再生はすごく早いのです。若い人の肌はすべすべですね。新しい皮膚だからです。老人はどうでしょう。細胞の増殖が遅いので、一度ウィルスがつくとなかなかとれません。
老人のお肌はしわしわですね。古い皮膚がくっついているのです。
また気管支拡張症があったりすると、痰がたまります。コロナは上気道だけでなく下気道(肺)にも住み込みます。出し切れない肺の中の痰にずっと生き続けることもあるかもしれません。
弱いウィルスであまり発症しないので常在菌みたいに老人の気道に生き続けるのです。だから子供より年配者の方がクラスターになり易いのだと思います。逆に考えたらハイリスクな方の保護の方がよっぽど、その方たちの保護にもなるし、クラスターの防止にもなります。
本筋からずれた、的外れな話題でもりあがっているのが新型コロナの現状です。
現実をちゃんと見つめて、何故日本では死者が少ないんだろうと謙虚に調べないと、こういうおかしな話題で盛り上がりつづけるでしょう。
長文失礼しました。