堤防のカワハギ釣り(初心者必見)
カワハギ釣りに、なんど挑戦してもまったく釣れず、途方に暮れていた私が、
突如、周りの釣り人の2倍3倍釣れるようになった釣り方を
私なりに解説していきます。
カワハギを釣りたい、食べたい、でも釣れない!
ご安心ください。これを読めば釣れるようになると思いますよ。
では、カワハギの刺身を肝醤油で食べることを目標に、
掛けたときに、左右にグイグイ走る、小気味よい引きを味わうために、
ぜひご参考にしてください。
カワハギの釣り方 Contnts |
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私は、以前、堤防でチヌのフカセ釣りを中心に楽しんでいました。
3年前の秋、たまたま釣れたカワハギを、肝醤油で食べてみたら、あまりの旨さにビックリ!
それ以来カワハギの虜になりました。
初めての肝醤油
はじめ、肝には抵抗がありました。
こんなもの生で食べれるのかな?
なんか生臭いし・・・ でも、情報によるとすごく旨いらしい。
ということで、びくびくしながら作ってみました。
肝を湯通しして、ざっとペースト状につぶし、生姜をちょっと加え、
そして醤油を加えてまぜまぜ。
そして、カワハギの刺身をペタペタつけて、おっかなびっくりに口の運ぶと
な、なにこれ!
コクがあって濃厚、例えるならやはりフォアグラかな~ とにかく旨い!
一緒に釣ってきたメジナの刺身もペタペタ付けて食すと、これまた旨い!
それから1年、何度も何度もカワハギ釣りに堤防に通いました。
しかし、まったく釣れない。ユーチューブやHPで勉強しても釣れない。
餌取り名人(カワハギ)におちょくられ
カワハギに見放されたわたしは、
それでも、カワハギを追い求め、胴付き仕掛けを持ってしつこく堤防を彷徨う。
すると、2人の兄さんが、糸を真下に垂らし椅子に座りながらのんびり釣っている。
ん!これは胴付き仕掛け!カワハギ狙いか?
忍者のように近寄り、バケツの中を見ると
お!カワハギだ!一人は2匹、もう一人は1匹。
しばらく、眺めていると
穂先がピクピク!兄さんは竿受けから竿を外し、すかさず合わせる!
空振り!
「いるんだけど掛からないなー」「合わせが・・・」どうのこうのと言っている。
いるんだ、いるのか、ここにいるんだ。
そこで、私も少し離れたところで、アオイソメを付けて仕掛け投入!
するとすぐに反応あり。
お!当たり。あれ!止まった。お!また当たり。あれ、止まった。(何やってるんだ!)
当たりが無くなり、仕掛けをあげると、そう、餌が何も無い。ありゃりゃ・・・
よし今度こそと、合わせても空振りの連続!あ~あ
釣り師のプライドより肝醤油!
次のユーチューブを繰り返し見ました。
釣具の山下さんの動画を拝借しています。
そして、イメージを頭の中にたたき込み、いざ出陣!
堤防に立った私は
バシ バシ バシ たたいて たたいて はい止める。
バシ バシ バシ たたいて たたいて はい止める。
しかし、あたりなし・・・(この頃は、たぶん当たりに気づかなかったと思います)
これでいいのか不安になる。
釣れないまま時間だけが経過する。
地元の釣り師を見て混乱!
周りを見渡すと、地元のおじさんが、筏竿でカワハギを釣っているではないか。
さっそく近寄り話しかける。
「当たりありますか?」 「あるよ」 「え!」
見ていると、仕掛けを投入しオモリが着底してから1回大きくあおり、その後じっと待つ。
すると、穂先がぴくぴく揺れだす。おじさんはじっと見ている。
「合わせないんですか」
「引き込んでから合わせるんだよ」
「ほほー・・・」
釣り方も、竿も、何もかもユーチューブと全然違うじゃん!
もう訳が分からない!
その後も、覚えたユーチューブのイメージを繰り返すが、釣れない・・・
すると、さっきのおじさんが
「また釣れたよー」と、カワハギをぶら下げながら近寄ってきた。
おじさんは、ボーズの私を哀れに思ったのか
釣り上げた3匹のカワハギをくれるという。
「そんな~ いいですよ・・・」 ~ 肝醤油が脳裏をよぎる ~
「そうですか、ありがとうございます」
釣り師のプライドもへったくれもあったもんじゃない。
ついにカワハギ釣り開眼
取りあえず、前出のユーチューブを参考に竿と仕掛けを揃えました。
気合いを入れて、実釣!
オモリが着底 糸ふけをとって
バシ バシ バシ はい止める!
ゆら ゆら ゆら はい止める! の誘いを繰り返す。
ビクビクビク・・・ ゴリゴリゴリ・・・ やばい、当たりが分かる!
ついに きた!
カワハギを釣りに行って、初めてカワハギが釣れたのです。
しかも、複数で・・・
これ以後、あんなに釣れなかった、私に、
他の釣り人に恵んでもらっていた、私に
ついに 快進撃が始まりました!
ここからは、カワハギの釣り方についてです。
Vol.2 誘い
カワハギの習性とそれに対応した動作が肝です。
ユーチューブで水中映像を見ると習性がよくわかります。
●習性1 カワハギは、好奇心が強い
動くものに反応し、オモリや集魚アイテムを突っついたり
仕掛けが上下に揺れると、それにつられて上下に動いたりします。
>この習性に対応する動作
オモリが着底したら、糸ふけをとり、仕掛けを上下に動かす。
激しく動かしたり、ゆっくり動かしたり、とにかく動かして(私は5~10回くらい)
カワハギを焦らします。
→ カワハギは上を向いたり下を向いたり、いらいらしてきます。
そこで、「はいどうぞ」とばかりに、ピタッと仕掛けを止めます。
→ するとカワハギは、今がチャンスとばかりに餌に食いつきます。
よって、当たりが出やすくなるのです。
カワハギの気配がないときは、仕掛けを大きく煽ったりして
周辺にいるカワハギにアピールし、呼び寄せたりします。
Vol.3 ゼロテンション
胴付き仕掛けの一番下にあるオモリは
底につけたまま?
それとも、宙に少し浮かせた状態?
いやいや、もっと浮かせる?
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基本は、
底につけたままです。
誘って誘って、オモリを底につけたまま
ピタッと止めます。
この時
糸を張らず緩めず穂先がちょっとお辞儀するくらいの状態にする。
これが、ゼロテンションです。
ゼロテンションが基本!
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エサ取りが多い時や、
カワハギが、上層に上がってきている場合は、
オモリを宙に浮かすこともありますが、基本はゼロテンです。
活性が低いときは、だらっと糸をたるませることもありますが
ゼロテンションが基本!です。
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なぜなら
この状態にするとアタリが取りやすいのです。
当たりが、手元や穂先で感じ取れます。
私の場合、大体アタリの90パーセントは手感で取れます。
変だけど「ゴリゴリゴリ」って感じです。
Vol.4 合わせ方
Vol.2では、誘いの重要性について書きました。
基本的に、止める時間より誘っている時間の方が長いです。
竿受けに置き竿してたら、いつの間にか餌だけ、盗られていることになるでしょう。
では、
今回は合わせ方についてです。
●習性2 カワハギは、ホバリングしながら食べ、口に入れてもすぐ吐き出す!
当たりが分かりにくく、置き竿にしていれば、いつの間にか餌がとられています。
食べ方は、モグモグ ぺッ!(吐き出す) モグモグモグ ぺッ!(吐き出す)という感じ。
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>この習性に対応する動作
モグモグの時、針は口の中にありますが、(無いときもある)
すぐに、ぺッ!と吐き出します。
この時、合わせても空振りになります。
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よって、
→ 「はいどうぞ」とピタッと誘いを止めたら、全集中です!
→ 穂先の微妙な動き、手に伝わる当たり(私はほとんどこちら)を見逃しません!
→ そして、当たりがあったら、即合わせです。
→ モグモグの時に合わせが入れば、めでたくゲットです。
※モグモグ ぺッ!みたいに、モグモグが短いとほとんど掛かりません。
モグモグの時間が長くなるほど掛けやすくなります。
カワハギの活性や海の状況、餌の種類でモグモグの時間は変わるのだと思います。
合わせの極意/聞き合わせ
「当たりがあったら、即合わせです。」と書きました。
この、即合わせが肝です。
しかし、即合わせと言っても、
天を突くような、ビシュッという強い合わせではありません。
好奇心の強いカワハギといえど、
目の前の仕掛けが、ものすごい勢いで引き上げられたら、
それはそれは驚いて、その場から逃げ去ってしまうでしょう。
ビシュッという強い合わせは厳禁です。
聞き合わせで決まる!
では、どう合わせれば良いか、それは聞き合わせです。
何かおかしいぞ!ゴツゴツ手に感じる!穂先が反応している!
と思ったら、
即!スーッと腕ごと竿を軽く上に持ち上げます。
このときカワハギの重みを感じたら、そのまま竿を立てて
糸を緩めず、リールを巻きながら合わせます。
これが聞き合わせです。
もし、重みを感じなければ、まだそこにカワハギがいますので、
誘って止めるを繰り返します。そして、また聞き合わせです。
実釣動画で確認
下に、参考になるユーチューブを掲載しますので確認してください。
決して、激しい、大きな合わせはしていませんよ。
Vol.5 竿と仕掛け
私の使っている竿や仕掛けを紹介します。
ロッド
私の調べた限りでは、堤防用のカワハギ専用竿は発売されていません。
よって、適したものを流用することになります。
●竿は、先調子で腰のあるタイプ。
カワハギ釣りに適した竿として次のものがあります。
いずれも先調子である程度腰のあるものです。
テトラ竿・・・コシが強く、先調子のタイプが多い。
穂先は繊細で、ハッキリとアタリを捕らえることが出来ます。
イカダ竿・・・穂先は超繊細なので、アタリをハッキリとらえることが出来ます。
エギングロッド・アジングロッド・・・足元だけでなく、チョイ投げスタイルでも使用できるので幅広く探れます。
私は、船カワハギ用のオモリ負荷が小さめのロッドで,オモリ10号を使っていますが、
一般的には、使用するオモリが3号~6号程度で、使用する竿や潮の速さで選択します。
イカダ竿は、さらに小さいオモリを使用します。
テトラ竿候補
エギングロッド候補
私の使っているのはこれです。
舟用の竿ですが、
ゴリゴリゴリという小さな当たりが、手に伝わってくるんです。
いる!かじってる!がよく分かりますので、
駆け引きがとても楽しいです。
仕掛け
私は、こればっかり使ってます。釣れたときの仕掛けがこれだったので信者になりました。
●リール
両軸リールやベイトリールが使いやすいと思いますが、
スピニングリールでも問題ありません。
私は、このベイトリールを使っています。
●針は、次の2つを使ってます。
ハゲ針(上)の方が、当たりが分かりやすいと言われますが、合わせないと掛かりません。
かってに掛かることは滅多にありません。
くわせ針は、カワハギが吸い込みやすい形になっています。
活性が低く、いるのに当たりが無い時などは、この針で、仕掛けを底にべたっと這わせ
放置したりします。勝手に掛かることがあります。
私は、ハゲ針中心に使ってますが、混ぜて使ったり、釣り方により時々変えてます。
針サイズは、3.5~4.5を使用しています。
●オモリ
オモリは竿にあった重さで、ナス型を選べば良いと思います。
●集魚アイテム
カワハギはクラゲが好きだと聞いたので、似ている集魚アイテムをオモリの所に付けてます。
餌
アサリがメインだと思いますが、
私は、アサリとアオイソメの2種類用意して釣ることが多いです。
同じ餌だと急に食いが悪くなることがありますので、
2種類は用意しておいた方がいいと思います。
Vol.6 数を釣る方法
習性3 カワハギはほぼ単独行動です
ただし、えさ場など条件がそろった場合には
その場所にたくさんのカワハギがひそんでいる場合がある。
ということです。
確かに、
立て続けに、3匹釣ることもありますし、
1匹釣ったら、後は何も反応がない時もあります。
>この習性への対応
足で稼ぐ
よって、反応が無くなったら場所移動です。
堤防を歩き回って、探りながら釣ります。
エサが残っているなら、その場にカワハギがいない可能性があります。
3~5投して反応がなければ、場所移動します。
もし、反応があればその場所で粘ります。
椅子に座って、のんびり釣っていたのでは、おそらく、数は釣れないんじゃないかな。
「カワハギは足で稼げ」です。
餌の種類を変える
同じ餌を使い続けると、急に食いが悪くなったり、当たりが小さくなることがあります。
こんな時は、餌を変えてみるのが良いと思います。
アサリとアオイソメなど、2種類は持参したいところです。
Vol.7 釣れる時期と時間
良く釣れる時期と時間
時期:堤防では、9月〜11月ごろまでが絶好のシーズンです。
10月〜は肝がパンパンに大きくなる「肝パン」の時期です。
時間:朝7時〜夕方16時の間(日が登ってから、夕方薄暗くなる少し前ぐらいまで)で
潮の良く動いている時間帯です。
薄暗い時間帯や夜釣りでは釣れません。(寝ているそうです)
だから、朝マズメ、夕マズメは、カワハギ釣りにおいては釣れない時間帯です。
※時期は場所によっても変わりますので、釣り店に確認してくださいね。
私の行くところは9月半ばがスタートで、12月に入ると深場に移動して全然釣れなくなります。
Vol.8 狙う場所
堤防でカワハギを狙う場所
これは難しいですが、一般的に言われていることは、
●潮通しが良いところ
潮通しの良い所は、餌が流れてくるためカワハギが居ついていることが多いと言われます。
●漁港内では
・サビキ釣りでエサが撒かれているような場所では、カワハギの魚影が濃くなると言われます。
・岸壁にイガイやカキ等が付着していれば、それを食べるカワハギがいます。
・大型船が出入りする港やフェリーの発着場はポイントとなります。また、水深のある場所の方が、浅いポイントよりカワハギのサイズが大きくなります。
・砂地と岩礁帯が入り混じった場所。カワハギは砂地を好む魚ですから。
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※私の実釣から言うと
・堤防でカワハギ釣りをしている地元の人を見つける。
コミュニケーションをとり実績のある場所を聞く。
・釣具店で情報を得る。
・情報が何も無いなら、一般的にいると言われる上記の場所を取りあえず攻めまくる。
ですかね
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最後に
今回は、私の大好きなカワハギ釣りについて紹介しました。
カワハギを釣りたい、食べたい、でも釣れない!
ご安心ください。そんな初心者の方も、これで釣れるようになると思いますよ。
では、カワハギの刺身を肝醤油で食べることを目標に、
掛けたときに、左右にグイグイ走る、小気味よい引きを味わうために、
お互い頑張りましょう!
カワハギの釣り方 Contnts |
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