父の絵を見てきた。
今年の春、突然他界した父。
画家である父の遺作となる一枚の絵。
二紀展の大量の作品の中に、ひっそりと静かに飾ってあった。
飾られてる絵を見て、もう新作が生まれることはないんだって事を、やっと認識した。
スペインの風景ばかし描いていた父だが、何故か遺作となる作品だけ、とても「青」かった。
暗い青ではなく、躍動した青。
飛び跳ねるような、はじける青だった。
国立新美術館 「第64回 二紀展」 25日(月)まで
父・大西甲二の最後の作品が一枚展示してあります。
時間がある人は、見てあげて下さい。
※興味ある方。招待券持ってます。