昨日は、吉祥寺ストリングスなるライブハウスへ、hitme&miggy のライブを見に行ってきた。
ヒットミーは、カセットコンロス、サイゲンジ、小野リサなどツワモノ共演者数知れずのバキバキなサックス奏者。
そしてミギーは、自らが率いるビッグバンドmiggy+なんぞを切り盛りしてしまう、懐深いピアニスト。
何を隠そう、ＴＥＧＷＯＮの２ｎｄアルバム「ＶＡＣＡＴＩＯＮ ＦＯＲＥＶＥＲ」 の２曲目ＨＯＲＩＺＯＮで何とも情緒豊かなピアノを弾いてくれてるのが、ミギーである。
今回のライブは、このヒットミーとミギーに、橋本歩（チェロ）と高井亮士（ウッドベース）がゲストで加わるという編成であった。
で、そのライブが、もの凄ーーーく良かった！！！ 素晴らし～ウィ！！！
友達のライブ見に行って、ついうっかりあんなに感動してしまうとは思いもよらず。
ミギーがでっかい景色をつくり、そこにヒットミーが粋な音をバシっと入れる。
それは、まるでピッチャーとバッターが織り成す最高のバッテリーを見てるよう。
さらには、橋本さんのチェロが、なんとも崇高な、そしてポップな音を重ね合わせ。
高井さんが、思わず体を揺さぶりたくなるような、暖かいグルーヴを作り出す。
ライブが佳境に入った頃には、友達であることも忘れ、そして自分がドラマーであることも忘れ、一観客として、その世界にどっぷりと入り込み、音に酔いしれてしまった。。。不覚。
特に、海の曲（題名忘れた）が絶品で。
ＭＣで、ミギーが「落ち込んでいる時に、お母さんに海に連れて行ってもらった時の情景を曲にした」と言っていたが。
そのヒントがあったせいもあり、音を聴いていくうちに、ザーッザーッと海がたゆんでいる絵が頭に浮かんできちゃって。さらには、その海にゆっくり入っていって、海底からピッカピカに光ってる海面を見上げてる絵まで浮かんできちゃったよ。
いやー気持ち良かった。
ヒットミー＆ミギー。
この二人の繰り出す音楽のハッピーさと、想像力の豊かさが昔から好きでさ。
そして、何より音楽に向かっている姿勢が大好きで。
二人の出す音を聴くと、もの凄く心が豊かになった気がするんだよなぁ。
実は以前、ヒットミー＆ミギー＆高井さんに私がドラムで共演したことがあるんだよね。
だけど、３人ともその時より、数段パワーアップしちゃってて。
いやはや、焦りました！
こりゃ、いよいよ私も頑張らねば！とつくづくつくづく思った訳ですよ。
ウォッシャ！！！
さてさて。最後にご紹介。
これは、hitme&miggyの「音には色がある」というアルバム。
このＣＤも、なかなかステキよ。