おかえり!フェデラー! | 西浦コーチのつぶやきテニスブログ

おかえり!フェデラー!

こんにちは西浦ですニコニコ

昨日はウインブルドン決勝でしたニコニコ


レンショウー・サンプラスが持つ
大会記録7回優勝タイを掛けて挑む
ロジャーフェデラー

VS

フレッドペリー依頼76年ぶりの
開催国イギリスの地元選手優勝を狙う
アンディマレー

どちらが勝っても歴史的快挙を成し遂げる
世紀の一戦!!

さすがに地元選手とあって
センターコートだけではなく
大型ビジョンのある丘
通称「マレーマウント」むかしは「ヘンマンヒル」
とも呼ばれる場所も満員御礼状態
photo:10

試合は第一セット第一ゲームから
フェデラーがブレイク(サービスゲームを取られること)
されてフェデラーファンとしては不安な試合展開
その後ブレイクバック(相手のサービスゲームで取り返すこと)
するものの4-6とフェデラーがセットを落とします。

第2セットになるとお互い一歩も譲らない
試合展開でしたが、6-5フェデラーリードの
第12ゲーム マレーサービス
予想どうりマレーのファーストサービスの確率が
落ちてきたところに
フェデラーがレシーブから攻撃的になります。

そしてここ一本といったところで・・・

鮮やかなサイドに逃げるドロップショット!!

第2セットを7-5でフェデラーが奪うと
ここからフェデラー劇場というべく
全てのショットが冴えわたりますメラメラ

150km出るといわれるフォアの逆クロス
(コート左側からフォアで右側へ打ち込むショット)

ワイドに逃げるサービス

天才的な予測とポジショニングから生まれる
柔らかいタッチのボレー

弱点といわれているバックハンドも
この日のフェデラーは違いました。
何か吹っ切れたような勢いで
クロスへ強打ドンッ

カウンターショットを得意とするマレーのボールを
ダウンザライン(ストレートライン際に狙うショット)
さらにカウンターショック!

第3セットから第4セットにかけては本当に
フェデラーの全盛期のテニスそのものでしたラブラブ!


終始表情を変えない
ポーカーフェイスのフェデラー
photo:15

雨の中断もあり
途中転倒して足にハンデを抱えながらも
必死にボールに食らいつくものの
思うように行かず苦悩の表情のマレー
photo:16

どちらの選手も好きなだけにどうしていいか
わからない西浦・・・


そして第4セット
フェデラーがマレーのサービスをブレイクし・・・

フェデラーサーブ

ついにマッチポイント

マレーのショットがサイドアウトに切れた瞬間!!
photo:13
フェデラーが芝のコートに倒れ込み・・・

photo:12
この瞬間に史上最多タイになるウインブルドン7回優勝
が決まりましたクラッカー

同時に世界ランキングNO.1復帰!!

前人未到で今後誰も達成できないであろうとされた
ピートサンプラスが持つ286週NO1記録にも並びビックリマーク

4大大会優勝最多記録を17回に更新ビックリマーク
photo:01

やはりこのトロフィーを持つ

フェデラーは絵になりますね得意げ


photo:17

しかしマレーも地元に期待を背負い

本当にいい試合展開を見せてくれました。


左右に振り回されてもあきらめずに拾い返し

ここぞビックリマークというところでのカウンターショットグッド!

第1セットから第2セット終盤までミスのないプレーで

虎視眈眈とチャンスを狙う姿勢は圧巻でした。



ここで試合分析をすると・・・


第2セット途中までマレーのアンフォーストエラー(凡ミス)

ほとんどなくフェデラーが21本マレーが7本というくらい

ミスが少なかったのですが・・・


最終的な数はフェデラー38本に対しマレー25本

とマレーのミスは最後まで少なかったのですが

試合後半はフェデラーのミスが少なくなり、

マレーのミスが増えてきたという結果が第3セット

第4セットの試合を決める数字になったということになります。


そして・・・


ウィナーと呼ばれるノータッチショットが

フェデラー62本に対しマレー46本と

フェデラーが終始超攻撃テニスだった事がよくわかります。


ダブルフォルト3本のフェデラーに対してマレーは1本


サービスエースはフェデラー12本に対して16本

とサービスに関してはマレー有利な数字ですが・・・


1st inの確率が

フェデラー69%に対しマレー56%

と低く、フェデラーの1stサービスが入ると

76%の確率でポイントを取っているのに対し

マレーは69%とこちらの数字ではフェデラーが圧倒的有利

だった事がよくわかります。


終始攻撃的テニスを通したフェデラーと

カウンターでは防ぎきれなかったマレー

photo:03


photo:14
授与式では笑顔の2人でしたが・・・


インタビューになると・・・

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さすがに声が出ない様子・・・


最初に開いた言葉が・・・


「試合に勝つことは簡単なことではありません」


と一言


プレッシャーから解放されたマレーからは

涙が止まりません。

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マイクを持ったまま天を見つめ・・・

気持ちを落ち着かせるマレー


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偉大な名選手イワン・レンドル

現マレーのコーチも思わず顔をしかめます。


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マレーはまだ25歳

これからまだチャンスはあると思います。

このスピーチは見ている人も感動し、会場では

泣いている人も少なくなかったですね。

私もとっても感動しましたしょぼん

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そしてまた歴史を変えたフェデラー

スピーチではもっと感極まってと思いきや

淡々と質問に答え、フェデラーらしいスピーチでした。


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ウインブルドンの観客のマナーの良さが

印象的でした。


フェデラーは完全アウェイと思いきや

2人の試合を称える観客は本当にマナーがいいなと思いました。


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フェデラーの双子のお子さん・・・


お二人さん!!

あなたのお父さんはすごい偉業を達成している事に

気づいてますか~~~ガーン


う~~~~ん


どうなんでしょうね~~~~はてなマーク

上の写真を見る限り

親の心子知らずといった感じでしょうかショック!


・・・・




・・・・・・・



とその時






あっ!!



やっぱり気づいていたのねにひひ

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今年はまた1ヶ月後に

オリンピックでこのウインブルドンが

会場になっています。


この次も勝ってゴールデンスラムを

達成させるのか!?


はたまたビック4の残り3名が名乗りを上げるのかはてなマーク


忘れてはいけません!!


日本の3選手

錦織選手・添田選手・伊藤選手が大活躍してくれるのかはてなマーク


本当に楽しみですねグッド!


そして来年はウインブルドンのディフェンディングチャンピオンとして

8回目の優勝で単独大会記録を達成するのか!!


今から楽しみですニコニコ


そして・・・


NO1フェデラーお帰り!!


それではまた。




データからの分析はあくまで個人の感想です。

私はフェデラーファンなのでマレーファンの方で

お気持ちを害した方スミマセンあせる


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