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武藤薫のブログ

あおのひろの作品や、お気に入りの写真、街の紹介など。

昔話になってしまうけれど,オイラの時代,シングルレコードの値段は確か1枚,500円とか600円だった記憶がある。小学生の頃から音楽が好きだったオイラはお金を貯めてはレコードを買った。月のお小遣いは500円。レコードは貴重なものだった。だからこそ,こつこつと貯金をして買っ音楽教室 ギター たレコード1枚のありがたみったらハンパなかった。もう,使い古された言葉だけれど,本当に擦り切れるまで1枚のレコードを居間のやたら大げさなステレオセットの前で何度も何度も聴いた。うん,下手すりゃ,正座して聴いていたような気すらする。レコードを聴くというのは,オイラにとって特別な行為だった。沢田研二のシングル「勝手にしやがれ」なんてA面はレコード針でつるつるになった(その後にセックス・ピストルズのデビュー・アルバム『勝手にしやがれ!!』で人生が狂うとは……)。

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LPレコードは2,500円。小学生にとっては高価なものだったので,誕生日,クリスマスに買ってもらった。もちろん,お年玉はすべてレコードに費やした。1970年代後半,歌謡曲は最大の娯楽だった。阿久悠(作詞家)&都倉俊一(作曲家)のコンビがビシバシとヒット曲を生み出していた。1980年代には主流となるニューミュージック(自作自演)とは違い,作家の先生が曲を作り,歌手が歌うというシステムがヒットチャートを占めていた時代の話。すまんね,古い話をしちゃって……そうじゃない。今回はちゃんと話したいことがあったんだ。オイラの悪い癖。前置きが長い。今の音楽や,それをとりまく環境,ユーザーの意識にいちゃもん音楽教室 ギター をつける気はない。そういう時代なんだもん。常に変化するもんだ。変化についていけない人間は取り残されるだけだ。でも,思う。昭和の時代は大人が大人に向けて本気で音楽を作っていた。