ミニカー改造風景 | えびまる ミニカーライフ

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トミカやホットウィールなどの少しチープな作りのダイキャストカーを収集・レストア・カスタムしたものを紹介するブログ。

ミニカー専門のインスタ・ツイッターもやっています。


ミニカーの改造風景のご紹介


人それぞれミニカー改造のやり方はあると思いますが、今 僕がやっている改造方法です。



今回 使用するミニカーは

トミカのクラウン (通称 クジラ)



このミニカーは中古品ですが

状態もそれほど悪くないです。



まずドリルでカシメを削り

ミニカーを分解します。


ドリルでカシメを削らず分解する方法もありますが、これはシャーシがプラスチックで出来ている物に限られます。


カシメの外側部分に彫刻刀の丸刀を這わせ、彫刻刀をグリグリ回しながらシャーシのプラスチックを削る方法です。


今回 改造するミニカーのシャーシはダイキャスト製なので、彫刻刀でのやり方は出来ません。




分解したボディの塗装を剥離します。


ボディの塗装の剥離は、100円ショップで買ったミニカーが入る口のビンに剥離剤を入れて、そこにドブ漬けします。





ドブ漬けする前に気をつけておくことは、ボディにライトなどのクリアパーツ・樹脂パーツを外してあるかの確認です!




以前、樹脂パーツを外し忘れてドブ漬けし、ミニカーのグリルをドロドロに溶かしてしまいました(笑)💦



剥離剤で落としきれなかった塗装は、ワイヤブラシ・リューターなどで塗装を落とします。





溝に入り込んでる塗装は、デザインナイフなどの先の尖った物で削り落とします。






ボディにフェンダーミラーを取り付け、サフェーサーを吹き付けます。





ボディカラーは黒にしました。





ボディの塗装が乾燥してから、細部塗装します。


以前は爪楊枝を使って細部塗装してましたが、最近はペン先が細めのアクリルペンで細部塗装することが多いです。



アクリルペンが太くて塗装しにくい箇所は、爪楊枝を細く削って塗装たりもします。




窓枠・フェンダーミラー・ドアノブなどをシルバーで塗装。

黒いボディにシルバーは映えますねぇ


細部塗装した後に、最終的なクリアー塗装します。





フロントとリアのメッキパーツ

少し傷みがありました。



細かなところには墨入れをして、メッキ部分にはプラモデラー達の間では有名な、ガンダムマーカーのメッキシルバーを塗ります。




このガンダムマーカーのメッキシルバーのメッキ感は凄いのですが、デメリットとして塗った箇所を触ったりクリアー塗装してしまうと、ただのシルバーになってしまうところです。




元々 内装は白色でしたが、白だとボディカラーとのバランスが浮くと思い、サフェーサーのグレーで良しとしておきました(笑)





それぞれのパーツを組み合わせて完成です!



 

タイヤホイールはホットウィールのタイヤホイールを複製したものを使用しました。





ライト周りには墨入れしてあるので、ノーマル状態よりも引き締まった感じになります。

このミニカーにはナンバープレートが元々着いてあるので、シルバー塗装しました。




テール ランプはクリアーレッドで塗装。

リアのメッキパーツにも墨入れ。




窓枠・ドアノブなどを塗装しておくと、リアリティも増します。

タイヤホイールは固定式です。

ミニカーをカスタムし始めの頃は「タイヤは回らないとダメ!」と思って、回るタイヤを作っていましたが、固定式を作ってみたとき「案外良いじゃん!作るの楽だし!」ってなりました(笑)



ホットウィール風のフェンダーミラーも良い感じです。



タイヤホイールの固定は両面テープで貼り付けてあります…楽なので(笑)

今回は1.2mmの厚みの両面テープを使用。


トレッド調整は、プラ板や両面テープの厚みで調整してます。





早く完成させたい気持ちが先走って、失敗することも多いですが、こんな感じでミニカーライフを楽しんでおります♪



閲覧 ありがとうございました☆