我が家は1Fにtp-linkのWi-Fiルーター、1Fから有線でつないで2Fで中継機として使っているASUSのWi-Fiルーター、で家の中のインターネット環境を作っている。
Wi-Fiでつないだ1FのテレビでAmazon Primeの映画を見ていたら、最近1時間に一回ぐらい3分ほど映画が止まるようになった。
Wi-Fiが不安定なのかと考えて、テレビを有線で繋ごうかなあと考えていたところに、Wi-Fi接続で使っていた家のプリンターがメインで使っているノートPCから印刷できなくなった。
でもなぜか有線接続のデスクトップPCからはネットワーク経由で印刷できる。
これはもしかしてWi-Fiに何らかのトラブルが起こっているのでは?と考えて、そのうちにルーターを買い換えようと思っていた。
そんなある日曜日に、たまたま寄ったパソコン工房でルーターと中継機がセットになったエレコムのWMC-2LX2-Bなる製品が3980円で売っているではないですか!
これなら簡単にネットワークの切り替えがシームレスのメッシュWi-Fiの環境が作れることになるかも・・・と思う。我が家の使い方では、あんまりメリットを感じないけど。
WMC-2LX2-Bの仕様は良くわからないけど、もし何か気に食わない仕様があって使うことを諦めても、この値段ならあまり気にならないかな?と思って適当に購入することを決めた。
さて翌週末、箱から出して状態確認する。環境が新しくなるのに期待があふれてワクワクする。
こちらはルーター。
こちらは中継機。
見た目は同じだが、中継機には裏にインターネットの青いポートとルーター-アクセスポイント-中継機の切り替えスイッチが無い点が異なる。
まずはマニュアル通りにつないでみてキチンと動作するかを確認する。セッティングは問題なく終了した。とりあえずスマホやパソコン等をつないで、予定通り使えることが確認できた。
ルーターと中継機は同じSSIDになるのがデフォルト設定。でもSSIDが同じ場合、各デバイスがどちらにつながっているのかわからないのが自分は嫌いなので、いつもルーターと中継機のSSIDは別の名前に変えている。
今回も両方のSSIDを自分の好きな名前に変えようかと思ったら、この中継機はSSIDの名前が変えられないことがわかった。
ムムっ・・・安物だから仕方ないか、とここは妥協する。
(「メッシュWi-Fiだから値段にかかわらず同じssidになります。」とコメントを頂き、なるほどと思ったので削除 2025/4/10)
後でファームウェアをいじくりまわしてたら、ファームウェア内で各デバイスがどちらに繋がっているかがわかるようになっていた。これはこれで良いか、と思う。
また、ルーターに登録したMACアドレスのデバイスだけが接続できる「MACアドレスフィルタリング」もいつも設定しているので、これを設定しようと思い、ファームウェアを確認したところ、このルーターでも「アクセスコントロール」という機能があることがわかり、いざ設定。
と思ったら、このルーターの「アクセスコントロール」は登録したMACアドレスのデバイスだけがルーターに接続できるホワイトリスト方式ではなく、登録したMACアドレスのデバイスだけがルーターに接続できないブラックリスト方式であることがわかった。
ブラックリスト方式なんて子供にインターネットを使わせないため、ぐらいしか使い道がないと思われる。どうなってんだエレコム?
子供に自由に使わせないためにはご親切に「こどもネットタイマー」というきめ細やかに設定できるツールが充実しているにも拘わらず。
ここを妥協するか?と迷っていたところ、この時点でこのルーターに繋がっている「接続端末の一覧」を見たところ、我が家のものではないと思われるデバイスが5~6個もあることがわかった。
我が家の近所はお年寄りばかりで、他人の家のルーターに接続パスワードを破って侵入できそうな家は二件ぐらいしかないので、この5~6件がそのまま本当にこのルーターを経由して我が家のネットワークに入っているとは思えない。けど気持ちはかなり悪い。
そのため、このルーターの使用は諦めて元のtp-linkのルーターに戻した。
箱を開けてからこの決断を下すまで6時間ぐらい使った。うーん勉強代かな?
<了>