修理完了ではないものの、とりあえず走る、曲がる、止まるを確保した。こうなったら一刻も早く乗りたくなる。

 

自賠責保険をかけて近所を試運転。コーナーを曲がろうとすると思ったよりもバイクの立ちが強く、イメージよりも曲がらない。何で?

 

その後、ガソリンを満タンにして、いつものバイク屋さんへ向かって30分ぐらい走る。

 

走っているときにアクセルを戻して少し経ってからアクセルを開けると回転数がスムーズに上がらず、アクセル開け始め直後に少しもたつく。もたついた後に回転はスムーズに上がっていく。何かちょっとおかしい。

 

しばらく走っていると、停止状態から発進するときに少しゴボついてから回転数が上がるようになり、発進に少し手間取るように。

 

バイク屋さんに付いたら、曲がりにくい件と吹け上がりが悪いことを伝えて試乗してもらう。

 

帰ってきたら曲がりにくい件は、こんなバイクなんじゃないの?とのこと。

 

それよりも発進時にスムーズに吹け上がらないのが怖いとのこと。原因が吸気系なのは間違いなく、とりあえずエアクリーナーを掃除してみたら?とのアドバイスをもらう。

 

CL50のエアクリーナーはCD50と同様、車体のフレームの中に入っていて、取り外したり取り付けたりが非常に難しく、インターネットを見ると、誰もがもう二度と扱いたくないと言っているため、これまで触ることを避けてきた。

 

むしろそのうち、マニホールドを交換してパワーフィルターにしてしまおうとさえ考えていた。

 

んー、エアクリーナーバラすの嫌だなあと思いながらこの日は家に戻る。

 

戻りながら、ふと気が付くとオドメーターが回転していないことに気が付く。走行距離は10,000kmにも達していない割にタイヤがツルツルだった理由はこれだったのか、と納得する。

 

試運転の結果として、曲がりにくい件、吹け上がりが悪い件、オドメーターが回らない件の三つの問題がわかった。ある意味収穫があったな・・・

 

<了>