10年以上雨ざらしのCL50。何から手を付ければ良いのか。やることが多すぎて迷う。

 

エンジンがかかることが確認できれば、やる気が出るので、とりあえずキャブレターの分解清掃とバッテリーの交換をすることに。

 

キャブを取り外すにも慣れないため要領を得ず。キャブとマニホールドのボルトを緩めてみたが、キャブは反対側がエアクリーナーと固定されて動かないので取り外せない。マニホールドをエンジン側(下側)から外して、キャブを力ずくでエアクリーナーから取り外す。

 

 

キャブを分解してみた。10年以上かけて熟成されたガソリンがお目見え。大丈夫かなコレ。

 

 

メインジェットを外そうとして、少し小さいドライバーで回すと、メインジェットの頭が変形してしまう。素人パワー全開。ヤバイなあ。

 

気にせず全部分解し、ジェット類をキャブクリーナーに漬ける。そのまま一週間放置したところメインジェットとニードルジェットは無事に貫通。スロージェットだけは腐ったガソリンが詰まって貫通しない。

 

針金のようなもので突っついてみたが、貫通しない部分が長すぎるのか、ビクともしない。

 

ならば、と「ごはんですよ」の瓶のフタに水を張ってその中にスロージェットを漬け、それを火にかけて温めて溶かす作戦に。端部からは少しガソリンが溶けたような黒い汁が少し出るが、詰まりすぎているのか貫通には程遠く。あきらめてスロージェットは新品を購入することにした。

 

キャブは今日はここまで。次はバッテリー。取り外しはサイドカバーを外せばカンタン。セルモーターがある訳ではないので、少しでも生きていれば再利用可能と考えて、テスターを当ててみたが無反応。完全に死んでいる様子。まあ10年以上放置なので、そうでしょうね。

 

 

バッテリーはとりあえず充電できれば良いので、中国製の超安物を購入。これで大丈夫なハズ。(左がオリジナル、右が中国製)

 

 

ああ、またキャブの写真撮ってない。心に余裕が無いのね。

 

 

<了>