先日、知人から喪中のハガキが届いたのを見て、今年の春に義父が亡くなったので、自分も喪中のハガキを出さねばならないことに気が付きました。

 

私は毎年、年賀状は手書きで宛名を書くことにしているので、年賀状ソフトは使用せず、干支の画像のみを利用して使い慣れたExcelで年賀状を作っています。

 

今回、最初は喪中ハガキをゼロから作ろうと、手持ちの年賀ハガキ用の画像データの中から喪中用の画像データを探しましたが、探しているうちに面倒になり、過去の年賀状のExcelのデータの中から以前誰かが亡くなったときのデータを再利用して喪中ハガキを作ることにしました。

 

Excelで年賀状を作る際、画像は必ずしも自動で真ん中に配置されるわけではないので、真ん中に来るように、余白を修正したり、画像を微妙な位置に置いてみたりなどの工夫が必要です。

 

しかし、今回は過去のデータを使うので、そんな調整は必要ないと安心していましたが、プリンターを3年ぐらい前に買い換えていたのを忘れていました。印刷してみると案の定、配置の微妙な調整が必要です。微調整してテスト印刷してを数回繰り返し、ようやく準備完了で印刷開始。下はテスト印刷の最終版。

 

 

右端の二行はもともとの画像のものですが、本年三月に~令和五年十一月まではExcelのテキストボックスです。この下には画像にもともと記載されているあいさつ文があるのですが、テキストボックスを上に乗せて隠しています。

 

本年三月にの一行目が長く、全部の分を一つのテキストボックスにすると左下の松の枝みたいな絵がテキストボックスで隠れてしまうので、一行目と二行目以降の二つのテキストボックスで作ってあります。二行目以降の行間と一行目と二行目の行間は微妙に間隔が異なりますが、そんなことは気にしません。

 

 

最近のプリンターは印刷が早くて良いですね。約20年前にパソコンで年賀状を作り始めたころは、使っていたエプソンのプリンターはちょっと使わなければ、ノズル(ヘッド?)が詰まってしまい、クリーニングを何度も実行して、テストパターンが正常に出ることを確認してから印刷開始でした。キャノンのプリンターはノズルが無いので詰まることは全くないのが気に入っています。また昔のプリンターは印刷スピードも遅く約80枚の年賀状を印刷するのにほぼ丸一日かかっていました。現在では80枚なら二時間もかかりません。技術の進歩が素晴らしい。

 

宛名を手で書きながら、喪中のハガキぐらい宛名は印刷でも良いのになあと思いましたが、そのためには年賀状ソフトは買わねばならないし、住所録は入力しなければならないし、今後はしばらく喪中のハガキを書くことは無いし、ということで印刷で済ませる案は頭の中から消去して、せっせとハガキの宛名を書きました。

 

一生懸命書いたおかげで二日程度で作業は終わり、11月の上旬に無事に出すことができました。めでたしめでたし。