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■ 響くPOPには「モノ」⇒「人」の思考
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「・・・使い心地さっぱりです!」
「これで肩や首の疲れもスッキリします!」
「・・・何とも言えない上品な甘さです!」
「●●で、身体が軽くなる!」
・・・こんな言葉がけをPOPに使われたことないですか?
言葉がけにも色々とあります。
「どんなに考えても、お客さんの目を留める言葉が見つからない」
色々と悩まれたりすると思うんです。
ほんと苦労する部分です。
僕たちはPOPにしても、チラシにしても言葉を考える時って、
・聞いたことのある言葉
・耳触りのいい言葉
いわゆる当たり障りのない言葉を選びがち。
そうすると、何が起こるのか?
どうしてもお客さんの心には響かず、頭にも残らずスルーされることになる。
・・・何となく分かります?
耳触りのいい言葉って、書いたり話したりすると、気持ちがいいんです。
スマートな感じがして、言い切れる。
だから何となく気持ちがいい。
だけど、それはそれ。
相手の心には残らない。
お客さんの心を動かすことには繋がらない。
だから購入には結びつかないんです。
・・・ただこれは、ある意味仕方がなくて。
使い心地、甘み、美味しさ、疲れのとれ方を言葉で表現するのって、すごく難しいです。
「甘い」ということを、お客さんの心にガツンと響く言葉は何?
と言われても考えるのは難しいです。
「疲れのとれ方」、どんな表現されると響きます?
と言われても、分からない。
要は、言葉がけを駆使した訴えかけの仕方って、限界があるんです。
言葉を使って、商品・サービスの優れたところを伝えるのって、すごく難しい。
そして、しんどいです。
いっぱい考えても、どこのお店も似たような表現になってしまう。
・・・だったらそんな時、どうすればいい?
「視点をズラす」ことが必要です。
視点を「モノ」⇒「人」にです。
「モノ」や「サービス」だけの訴求の仕方に、「人」の要素を入れるんです。
そうすると、他店にはない訴えかけ方になってきます。
「使い心地さっぱり!」
「これで疲れもスッキリ!」
「何とも言えない上品な甘さ!」
ここの表現の仕方をいくら工夫しても、オリジナルにはなりくいです。
それよりも、メッセージに「人」の要素を入れた方が、ずっと伝わりやすくなる。