---------------------------------------------------
■ POPに売り込んでもらえばイイ
---------------------------------------------------
僕は前職では、地域産品の法人営業をしていました。
(大阪の産直ショップで働いた後、高知へ移住し、働いていた会社です)
・・・そんな仕事の中でたまにあった業務が、イベント販売です。
よくあるじゃないですか。
デパート催事場での「北海道物産展」のようなもの。
あのようなのに僕もよく出店してました。
得意先のスーパーであったり、デパートでの物産展だったりに。
物産展やイベント販売をやると、色んなお客さんがやって来られます。
試食ばっかりするお客さん。
やたらと話しかけてくるオバちゃんお客(笑)
基本的に皆さん、やり取りを楽しまれに来るんですけど、、、
たまーに、コミュニケーションされるのが嫌!
というお客さんもいらっしゃっった。
僕のお店のブースに近づいて来られるお客さん。
さり気なく声をかけようとする。
すると、すっと知らないフリして、他のお店のブースへ立ち去っていく。
っで、僕がまた他の方の接客をしていると、また戻ってる。
そして、商品を遠巻きに見てるんです。
明らかに商品に興味を持たれてる、というのが分かるんです。
「だったら、声を掛けてよ!」
と思うんですが、ダメなんです。
僕の気配を感じると去っていくんです(笑)
っで、僕も途中から放っておくようにしてたんです。
気にせず、他のお客さんに集中してた。
・・・すると、自分で商品をとって、
「これ、ください」
渡しに来られました。
意外なほど、アッサリと。
僕があれほど、接客しようとしてもダメだったのに。
・・・その理由は、POPだったんです。
どうも商品の前に置いていたPOPを読まれていたようで。
っで、買おうか?どうしようか?
迷っていたみたい。
お客さんって、自分で決めたいっていう人、
いらっしゃるんですよね。
「買うか、買わないか?」
店員さんに言われて決めると、何だか後で後悔しそう。
だから、自分で決めたい、みたいな。
・・・僕もたまにありますもん。
自分である程度、意志を固めてから店員さんにアプローチする、っていうパターン。
そういう意味で言うと、POPが決め手となったんです。
買おうか?どうしようか?
迷っている時にPOPを読んで、買おうと決める。
迷っている時にPOPを読んで、買おうと決める。
こんな購買パターンって、結構あるもんです。
そんな時はムリに声を掛けない方がいい。
POPに任せておいた方がいいんです。
POPって、お客さんに嫌な感情を与えることなく、セールスをしてくれます。
・・・しかも無給で年中無給、売り続けてくれる(笑)
K・Yな店員より、ずっと頼れるセールスマン。
売り込むのが苦手であればPOPに代わりに売り込んでもらう。
そんな視点が大事かもしれませんね。
そんな視点が大事かもしれませんね。