富士山が日本一なのは、みんな知っている・・・けど

・・・ある日、挨拶がてらにそのお店に立ち寄ったんですね。

っで、お店の方とお話をしていたら、

「エッ！！そうなんですかぁあ！？

　全然、知らなかったですよーーー」

なんて思わず、店内で叫んでしまったコトがあったんです。

というのも、そのお店、”日本一大きいと言われる木”を育成していたんです。

前職からお世話になっていたお店なので、もうかれこれ、十数回は訪問しているところ。

それなのに、そんなお話を聞いたのはその時が初めて。

「どうして、その日本一だってことを、もっとお客様にお伝えされないんですか？」

って、聞いたら、、、

その木の幹をよーく見ると、、、
Ａ４くらいのラミネートされた紙が１枚ぶら下げられていました。

・・・ただ、ボク全然気がついていませんでした。

富士山が日本一っていうのは、みんな知っている

今日お伝えしたい事は、

「お客様にアピールできる、日本一の●●を持ちましょう」

という事を何も言いたいわけではありません。

たまたま今回のお店は、日本一のモノを持たれていたというだけです。

日本一のモノじゃなくても、どんなお店にも当てハマること。

「ＰＯＰに何を書けばイイのか分らないんです・・・」

「商品のメリットが思いつかないんです・・・」

というお悩みをよくお聞きします。

ただ、そんな時、考えたいのが、
「こちらから伝えることで、お客さんが喜ばれることって、
　商品やサービスの良い部分を伝えた時ばかりじゃない」っていうことです。

お客さんが聞きたがっていることは、結構たくさんあると思うんです。

・あなたのおすすめは？
・なぜ、あなたは、その商品をおススメするのか？
・●●なシチュエーション（イベントや時期など）では、どの商品を選べばいいのか？
・●●な方にピッタリのサービスはどれ？
・初心者の方には、何がおススメなのか？
・商品やサービスを知り尽くした上級者の方には、どれがおススメ？
・女性に喜ばれるのは、どのサービスなのか？　　等々

そして、これらのことをきちんとした方法でお客様に伝えられているか？

・伝える媒体は、ＰＯＰなのか？
・それとも看板がいいのか？チラシ、それとも口頭がいいのか？
・ＰＯＰならば、サイズ、大きさ、台紙の色
・貼ったり、設置したりする場所、向き、高さ

方法といっても、様々あると思うんです。

これらの事がうまく機能していないと、例えば、せっかく日本一の誇れるモノを持っていても

お客さんには気づかれないままになってしまう可能性だってあるのです。

優れた商品や技術を持つ、っていうことはすごく重要だと思うんです。
ただ、それにプラスして、その素晴らしい商品やサービスをお客様に伝える。

その方法や手段を磨いていく事も重要なんですよね。

僕は、いつもつくづく感じます。

商品力も大事だけど、伝え方や売り方っていうのがもっともっと大事。

そう思っています。

まず、目の前のできること、手書きＰＯＰから手をつけ始めてみるのもイイですね。