4才の娘から学んだ販促の極意 | 小さなお店のアナログ販促・集客法

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こんなコト、聞いたことありませんか?

「今の時代、モノが溢れている。

 だから消費者は、ただ単にモノやサービスを求めるのではない。
 心の充足を求めている。」

何だか難しい話に聞こえますよね(笑)

要は、噛み砕くと、お客様が欲しいのは商品やサービス自体じゃない。
感じたい、得たい気持ちや感情があって、それを手に入れるためにモノやサービスを購入しているということ。
本当に得たいのは、「商品じゃなくて、感情」なわけです。

・・・じゃあ、現場的には、どうしたら良いの?っていう話ですよね。

お客様が、「商品じゃなくて、得たい感情」を求めている。
ならば、その視点に立って、メッセージを投げかける必要があるのですが・・・

1つ事例を出してお伝えしてみますね。
先日、うちの3才の娘とのやりとりで実際にあった話です。


4才の娘からみたアンパンマンは
こんな感じ(笑)

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■販促極意がギュッと凝縮された2人の会話
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うちには4才の娘がいます。
少し前になりますが、その娘が家にあった、「キウイを食べたい」と言いだしたんですね。

っで、切って渡すと
パクパク食べているわけです。
今までキウイなんて食べなかったから、親としては嬉しかった。
果物は身体にもイイだろうから、もっといっぱい食べてね~、
という気持ちになって。

・・・それで、娘に話しかけました。

僕:「いっぱい食べや。キウイは身体にイイねんで」

娘:「えっ?」 

僕が言ったコトを理解していない娘。
・・・で、もう一度、

僕:「キウイ食べたら、元気になるねんで~」

娘:「えっ!?」

さらに、
僕:「キウイいっぱい食べたら、保育園でもいっぱい遊べるねんで」

娘:「プールもできる?」(夏頃のやり取りだったので)

僕「いっぱい、プールで遊べるで!」

・・・嬉しそうな顔の娘とボク。

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■伝わるメッセージはお客様を見つめる中で作られる
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娘にキウイをたくさん食べて欲しいから、キウイのメリットを僕は伝えました。
しかし、初めのうちは娘に通じませんでした。

「身体にイイ」ということや、「元気になる」というコトを伝えても…
娘にはピンと来ていませんでした。

しかし、

「保育園でいっぱい遊べる」と言った途端、娘は理解し、一気に喜びの表情になったんです。

・・・なぜ??

相手に響くメッセージを届けようと思えば、
「相手の生活や状況に沿った」
情報を選ぶ必要があるということです。
ここがずれているいると、相手には伝わりません。

今回の娘の場合は、「保育園のプールで遊べる」という情報が1番嬉しくて、響くメッセージだった。
娘の生活にも1番近いレベルですからね。

「身体にイイ」という情報では、3才の娘には、メリットとして感じられなかったんでしょう。
「身体にイイ」という情報よりも、「保育園でいっぱい遊べる」という方が娘にとっては、喜びを感じやすかった。

相手と同じ立場で考えることで、共感されるメッセージが作られるのですね。

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