パートさんからのPOPは受け入れられる | 小さなお店のアナログ販促・集客法

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今日は、POP事例のご紹介です。
千葉県のスーパーで店長をなされているOさん(男性)から事例報告をいただきました。

「朝からPOPを付けてたら、一体どれだけ売れたんだろう・・・」
思わず、現場にいたご本人も驚いた事例報告です。

では、ここからがいただいたメール本文です。
↓    ↓
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同業の方の事例報告を聞いて、
なるほど、と感心させられながら読んでました。
参考にさせていただきます。

(中略) 

「今日のカボチャ、どう?」
「店長、今日はホクホクですよ。」
「そうですか?ホクホクですか。それじゃ、やってみましょう。
 売り込んでみましょうね。」
 
パートさん曰く、かぼちゃには
ホクホク、ふつう、ねっちょりと3タイプの硬さがあるんです。

好みもありますから、
ホクホクの好きな方もいれば、
やわらかいタイプのカボチャが好きな方もいるわけす。

で、今回はこの「ホクホク」に注目して販売してみたんです。
 
「今日のカボチャはホクホクです。
 この道、千葉市でおそらく一番かぼちゃを切っている
 この道十何年のうちのパートの方が
 自信を持っておすすめします。」
  
という文面をB4の黒のPOP用紙に書いて、
かぼちゃのカット(1/4と1/2)のところにPOPスタンドで
置いておきました。

かぼちゃは多段ケースの下から2段目ですが。
POPをつける前までは96個の販売でした。

開店が9時でデータを見たのが16時45分、
閉店して、売場に行くと、
なんと、かぼちゃは1/2が残り1つとなってました。

そしてその日のかぼちゃの売上数をみると、172個。

つまり、夕方5時から販売して、
閉店が夜8時30分なので3時間30分で76個販売できたんです。
 
朝からPOP付けてたらどれだけ売れたのかと驚きました。

商売やってて、こうのが楽しいんですよね。
自分で工夫したら、お客様に支持された。
 
こういうのをみんなにわかってほしくて、
朝礼等でみんなに話をしたりしてるんです。
 
それでも手書きを書いてやってみると言う方が
なかなかでないですよねー。
 
なんとか広めたいんですよね。
 
すいません。愚痴を書いてしまいました。
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↑ここまで↑

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■ パートさんからのお勧めは受け入れられる
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今回、ご報告くださったOさんのお話は、まさにPOPの威力を感じさせる事例ですよね。

「朝からPOPを付けてたら・・・」
となったOさんのお気持ち、本当に理解できます。

今回のOさんのお店のPOPが売上アップに繋がった要因は、いくつか考えられると思うんです。僕なりに考えた1つが、
「パートさん(従業員)からの発信」だった。
じつはここって、大きなポイントだと思います。



1週間に1つも売れず
賞味期限ばかり気になっていたドーナツが
このPOPを付けたら、7つ売れた
…これもパートさんが書いたPOP


メルマガなどでも、よくお伝えしているのですが、お店のパートさんは、お客様の立場に1番近い存在です。
お店の人間でありながらお客様視点を持っています。
ゆえに、パートさんの意見は、お客様の心に届きやすいんです。

・・・なぜか?

「売り込み感を感じないから」です。

同じセールストーク1つにしても、違ってきます。
バイヤーさんや営業マン、店長からお勧めされるのと、パートさんからされるのとでは受け取り方が大きく変わってくるでしょう。

お客様の立場に近いパートさんからのオススメには、売り込み感を感じにくいです。
(もちろん発信の仕方もありますが)

「この人が言うんだったら本当に良いんだろうなぁ」
と思わず、受け止めてしまいやすい。

【バイヤーさんからのオススメ】⇒ 【売り込みたい】
【パートさんからのオススメ】 ⇒ 【お勧めしたい・紹介したい】

ある意味、こんな思いをお客さんも潜在的に感じているんじゃないか?
っていうくらいにです。

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