「うすい君、おったんや?」その裏に隠れたお客さんの気持ち | 小さなお店のアナログ販促・集客法

小さなお店のアナログ販促・集客法

ネットが苦手な人でも30日以内に5~50%売上を上げるをお伝えしています

「誰から買うか?」

ここに比重を置くお客さんがいらっしゃる。


同じモノ1つを買うにしても、

「誰から勧めてもらうか?」

ここにこだわる人って、結構いらっしゃるように思います。


手書きPOPやニュースレターを使ってお客と繋がる方法
朝、散歩していると
たまに「おぉ!」って僕でも感動する
情景に出逢えます


大阪の産直ショップで働いていた時のこと。

もう、10年くらい前の話です。


当時、僕が働いていたそのお店の正社員は2人だけでした。

僕と50代後半のおばちゃんの2人だけ。

お店で何かあった時に対応するのは、僕たち2人のどっちかでした。


例えば、お客さんが商品について聞いて来たりするのも、僕たちのどちらか。

たまに、パートさんがお客さんのニーズに対応しようとすると、


「いやいや、●●さん呼んできて」

って感じで言われてました。


うわっ、ちょっとそれは辛過ぎる・・・なんて思いながら僕も観てました。。


・・・だけど実はコレ、僕も例外じゃなかったんです。


「あなたじゃないの!

 聞きたいのは、もう一人の店員さんなの!」


って、言われたこと、よくありました(笑)


例えば、レジに立ってお客さんの対応をしていた時のこと。

常連の顔見知りのお客さんが来店されたんで、挨拶をして話していたんですね。

っで、話の途中でお客さんが商品のことについて質問された。


僕の知っていることだったんで、答えようとしたんです。

じつに自然な流れです。

・・・にもかかわらず、お客さん、


「いやいや、Tさんはいないの?」

って、僕に言うんです。

(ちなみに、Tさんっていうのはもう一人の正社員のおばちゃんです)


「えぇ、いますけど、Tさんは。

 呼んできましょうか?」とボク。



・・・っで、その後、質問に答えてもらったのもそうだけど、全然違う話で盛り上がってる。

長い時間話してる。


なんだ、結局話したかったんじゃない、Tさんと・・・って、僕も悲しい思いをよくしてました(笑)


その当時、経験浅いながらも実感してました。

そのお客さんにとって、お店に買い物に来てTさんと話すことが楽しみだった。

Tさんと話すために来店してくださっていたんだ、って。


僕もありましたもん。

バックヤードから売場に出たら、顔見知りのお客さんが、


「今日もいてたんや、臼井くん」

って、笑顔であいさつしてくださるってことが。


言葉には出てなかったのですが、

「会えて嬉しいわ」

みたいな気持ちが伝わってきた気がして嬉しかったです。



お客さんがお店に来る理由。

そこには、「あなたの顔を見に来る」っていうことだって、存在するし。


そして、そんな理由があるのなら、モノにもよりますが多少高くても、そのお店に買いに行こう。

っていう気にもなるんじゃないか、って思います。


「お店の人に会いに行く」

ディスカウント販売にも匹敵する来店動機になるんじゃないか。

そう思います。


今日も最後までお読みくださりありがとうございますね。


=====================================

サーチ手書きPOPの書き方ノウハウをまとめた無料レポートをお配りしています。
小さなお店に価格以外の価値を生み出す「手書き販促術」 (2013年6月25日現在 ご登録者数1,767名)

小さなお店に”価格以外の価値”を生み出す
 手書きPOP 7つの極意


「手書きPOPを活用しているけ

 売上に繋がらない…」

 ・文章がまとまっていないから?
 ・心に響くキャッチコピーが必要?
 ・レイアウトに問題があるの?

しかし多くの場合は、もっと他のところに原因があったりします。

小さなお店に”価格以外の価値”を生み出す
 手書きPOP 7つの極意