商品説明をするよりも、書き手の存在を伝えてみる | 小さなお店のアナログ販促・集客法

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POPを作ろうとしたり、店頭のブラックボードを書こうとした時に、

「商品の良い所は何だろう?」

と考えていませんか?


そんな時、書くのを止めてちょっと思い出してみてください。


「商品をお客さんに勧める、説明すると
 抵抗感を示す方も結構いらっしゃる」
ということを。



僕たちって、POPや店頭ボードを書こうとした時に

「この商品やサービスの良い所って何だろう?」

と自然と考える傾向があると思うんです。


でも、これって、どうなのでしょう・・・?



こちらの1枚のブラックボードを見てください。

僕のクライアントさんが母の日に向けて書かれたものです。



ただモノを売るだけでなく、人と人との繋がりを!「手書き販促術」

5月12日は、
「お母さんいつもありがとう」と伝える日です
「お母さんは何でもやって当たり前」
 そう思っていました。
 
 私も結婚して、仕事をして、
 家事もして毎日忙しく過ごしています。

 お母さんと同じ立場になって
 「お母さんって大変だなぁ」と
 実感出来ました。

 「お母さんありがとう」と
 感謝の気持ちを伝えたいと思います。

 ●●●店 店長 ●●



和洋菓子店の女性の店長さんが書かれた店頭ボードです。


内容的には、商品のことには一切触れていません。

お店のこともまったく書かれていません。

ご自身の思いだけを伝えたものになっています。


これを書かれた店長さんが、「母の日」に関して考えられる思いを伝えてくれた

何気ないメッセージですよね。


だけど、、、というか、だからこのボードを書かれた人の存在が感じられるんです。



POPやボードを書く時に考えるポイントは、


「商品を勧めたり、説明をしない」

「メッセージを伝える」、ここにあります。


商品を勧めたり説明すると、どうしてもお客さんって、抵抗感を感じてしまう。

売り込みをされている、と感じるのですよね。


なので、書き手の存在が感じられるメッセージにして伝えることがポイントなのです。



「書き手の存在が伝わってくる」

という部分って、販促物をつくる上ですごく大切なところ。


書き手の存在をお客さんに感じてもらうことで、

お店やお店のスタッフさんに、ものすごく良い印象を持ってもらえるから。


・・・だって、ご紹介したボードを読んでみて、


このお店の人に少し好感を抱いたりしませんでしたか?

何となく親しみを感じたりしませんでしたか?



「商品そのものを説明して知ってもらう」というよりも、

「このお店で働いている方はどんな方なのか?」

を感じてもらえる内容だから、お客さんも共感しやすいんです。


そして、何よりも書きやすい。


「お客さんの心に響くキャッチコピーって何だろう…?」とか

「インパクトのある言葉って何だろう…?」

と考えるより、書きやすい。


そう思いませんか??

「・・・でも、商品の販売に繋がらないんじゃない?」

って、一瞬感じられるかもしれないんですけど、実はそうじゃない。

結果的に、こちらのメッセージの方が近道なんです、お客さんに商品を買ってもらうには。


だって、共感を抱いたお店や店員さんのいる所で買いたい

って、お客さんは思っているはずですから。



POPを作ろうとしたり、店頭のブラックボードを書こうとした時に、

「商品の良い所は何だろう?」と考えそうになったら

思い出してみてください。


商品説明よりも、商品を勧めようとするよりも、

その商品に関する自分の思いを伝える。メッセージを届ける。ということを。


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