芸能人の死のニュースが増えてきた、高齢層はある程度仕方ないがKANさんあたりは同年代だ。

超有名でなければ10~30代の芸能人の死もSNS上で度々見かけるようになっている。

このブログも安否確認して頂くために更新しているし(笑)。

映画のような567演出とキャバレーの客引きのように強引な予防接種政策、、何だったんでしょうか?

レプリコン?お好きな方はどうぞ、インフル、HPVまとめて。

この4年余り、本気で全力で調べ上げて分析してきた人ならば当たり前に解っていることですが、

長い長い未来のある子供たちにだけは今後ともどんな予防接種も一切射たせないほうが安全でしょうね。

※食品や水、大気、通信電磁波など他にも様々な危険要素は散りばめられているのですが注射で肉体に直入というシステムは一番恐いということです。PCR検査器具での鼻口粘膜への直接アクセスもです。

 

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R.Gallianoで知れるようになったACCORDINA。

まるで「珍獣」を見る目で見られる。

現在は販売ブランドも増えて多様なモデルが登場している。

 

◆手作り木製タイプ

↓ピッチや音色のコントロールの邪魔となるグリルカバーは外してある。

 

ACCORDINAは、細かいフレーズのミュゼットやジャズっぽい曲を吹くには面白い楽器だが、まだまだ「アコーディオン奏者の箸休め楽器」にとどまっている感じは否めない。

理由は一つ、ハーモニカ風な音のくせに音色の変化が乏しすぎること。

で、今のところその主たる価値はもの珍しさでしかない。

しかし、音を変化させる方法もある。

ACCORDINA製作者はアコーディオンや鍵盤ハーモニカ同様「ボタンの押し加減」でピッチベンド可能と動画で解説していたが、そのための指加減には周到で慎重な構えが必要でありハーモニカのように自在ではないし、ACCORDINAはメロディオンやピアニカと違いバルブの開閉角度が無い構造なのでそれには向いていない。

ある程度ならばこちらのロマネリ氏の方法が実用的だろう。

↓R.Romanelli、元々キーボディストでバルバラのサポートではMIDIアコを弾いていた人。

 ACCORDINAのグリルを外しての奏法の説明。

※最近は日本でもやけに元気な若手プレイヤーが出始めているようだが、こういう奏法を研究実践している人がいるかどうかは知らない。

 

↓こちらは2000年代頃、最初に入手した楽器、メイプ(楓)材、グリルカバーはそのまま。

 

◆プラスチックボデイに金属カバーのモデル

↓これは現在の改造後の姿

↓改造前(※撮ってなかったので同モデルの借り物写真)

名古屋のMONTE ACCORDEONで購入、R.Gallianoの楽器のような密閉グリルタイプは当時は無く、透かし彫りグリルタイプのみだった。

音色は木製よりクリアーでクロマチックハーモニカ風、ハーモニカで例えるならの木製のがクロモニカ270でプラ製のはスーパー64と言いたいがトンボのクロマチックみたいな音か。

響きに関してはACCORDINAの鍵盤式であるCLAVIETTA(クラビエッタ)のほうが温かく柔らかい。

 

↓歌謡曲で鍵盤ハーモニカといえば通常クラビエッタ(記事下参照)だが、これはACCORDINAで録ったと記憶。


◆で、これもベンド可能にしてみたい
木製と同じようにグリルカバーを取っ払えば可能か?、しかし木製タイプとは異なりリードが掌に近すぎて触ってしまう。

で、木枠をはめたが、まだ掌に触れやすいので柔らかいプラ板みたいな素材を切って重ねてリード側に程よく隙間を作った状態で覆ってみた。

これで、板を軽く押すだけで程よいベンドが得られやすくなった。

低音域のC以下はリードの振り幅が大きいのでベンドは上手くいかないが、ハンドカバー効果は得られる。

※慣れたら動画でも作るかもということで。

 

操作優先で縦持ちでも吹けるようにもした、マウスピースはスズキでボデイとの連結はボールペンの太いインク芯を利用(笑)。

もともとのマウスピースは縦持ちの支えに必要なので穴だけふさいでいる。

 

もしこの記事をみて興味があれば真似どうぞ。

プラ板等は使わず掌で操作したい場合は、リードに掌が触りにくいように枠や棒を付け加えるだけでも良いだろう。

 

あ?、こんな無駄に高級な楽器を実用本位でいじくり回す奴などいないか(笑)。

 

一応、この改造型のほうが楽器としてのポテンシャルは確実に上と言えるが、ヴィジュアル的にはかなり貧相になるし気が変わったら元に戻すかも知れないな(笑)。

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◆価格が高い?

他先進国と通貨価値の格差がついてしまったので仕方ないのだが、

ACCORDINAという楽器、普通の人が気軽に買えるようなお値段ではない、高すぎる。

買う人は余程の珍し物好きかお金持ちだろう。

木製のやつはそもそもハンドメイド工芸品なので値が張るのもわかるが、プラ製のやつはグリルの飾り板製作(外注かな?)に予算が掛かりそうな以外は木製と同じような値段をつける理由を感じない。

設計に苦心したのだとは思うが、そもそもこの楽器を広く普及させようという気持ちなど微塵も無く、「わかる人だけ買えば?」というオープンではないノリを感じるのだが、、。

 

◆質感、設計は?

プラスチックボデイモデルは販売店ではメタルタイプと呼んでいるようだがグリルと楽器の上下の薄いカバーだけが金属でボデイは硬質プラスチック、3Dプリンター使用かな?

 

重量は木製モデルは意外に軽いが、うちの二台ではメイプル製が少しだけ重いようだ。

プラスチックモデルは異常に重く手でしっかり固定する必要があり、前述のロマネリ奏法のような持ち方などは重すぎて困難。

もし落とせば金属カバーが凹むだろう、他に良い素材はなかったのか?

 

木製モデルは指で回せる大きなボルトを外してボデイ下部を分離をして内部清掃ができる。

プラスチックボデイモデルはボデイ下部がパソコンに使われる特殊ネジが使われており、分解しての内部清掃は奨励してないようだが吹き口から水を流し込んで洗っても大丈夫そうではある。

メタルカバー4点の嚙み合わせが微妙でズレないよう固定するのに気を遣う。

マウスピースも小さな特殊ネジだったので付け直すときに強めに締めたらいとも簡単にナメた。

次に外すときはマウスピースごと一度引っこ抜くしかないかもしれない。

あまり親切な設計とは感じない。

 

◆日本向けモデルはリードプレート蝋留め?

リードプレートの固定剤は本来は硬化型接着剤らしく、前述の木製モデルはそうである。

MONTEさんで輸入するプラスチックボデイタイプは、メンテナンス重視のMONTEさんの意向で蝋留めにしてもらったとのこと。

確かに調律調整時にプレートを簡単に外せるという点では接着より蝋留めのほうが良い。

当方の改造楽器では掌を近づけ続けると体温で蝋が軟化して強く吹く圧力でプレートが浮くという不測の事態もあった。

使われている蝋(蜜蝋=通常は漏と松脂の混合物らしい)はアコーディオンに使われるそれよりも柔らかく粘土のように常温でも指でこねることが可能なタイプなので、真夏の屋外などで強く吹き続けるとリードプレートが浮きまくるかもしれない、これは問題あり。

蝋留めモデルに関してはネジ留めもしといたほうが良いだろう。

 

2024.1/22追記、

↓知らなかったが昨年からネジ留めスタイルと相成ったようだ、めでたしめでたし?

どんな型式のネジかよくわからないが、蝋はプレートの根本だけのよで、プレートの裏はエアー漏れしないような仕様かも知れない。

但し、ネジの位置と大きさからして、ベンド奏法は無理っぽいか(笑)。

 

 

◆中途半端な楽器か?

MONTEさんは真面目な調律師さんで、以前プラスチックタイプ購入のついでに木製タイプの調律を依頼してみたのであるが、ご親切にグリル板を下から支えるための台ネジを十数個ほど楽器にわざわざ追加装備してくれた。

せっかくのサービスだったのであろうが、グリルを外して吹きたいのでネジは無用となった。

そもそもACCORDINAの製作者サイドもピッチベンドやハンドカバー奏法はとくに重視していないようだ。

 

「そういう風に吹きたけりゃハーモニカでやれば?」ということになるのだろうが、ACOORDINAのような自在なフレーズ展開をクロマチックハーモニカでやるにはかなりの達人になる必要がある(笑)。

 

鍵盤ハーモニカ全体に言えることだが、アコーディオンとハーモニカの中間のどっちつかずから抜け出せない楽器である。

嫌味な言い方をするなら「お気軽にハーモニカやサックス気分になれる愉快なリード楽器」ってとこか。

 

残念ながらボタン式のACCORDINAはお気軽な値段ではない(笑)、言い方は悪いがそれが希少価値を高めてメーカーの商売になっている?

ピアニカレベルの造りと音でいいから2~3万円の普及モデルでも出せば、需要も増えるんだがなあ(笑)。

ボタンアコの入門機にもなり、業界の市場が広がるはずなのにねえ、、。

 

↓いろいろ検索してみると自作している人もいるようだ、

↓これは、中国もしくは台湾製か?

 

さて、寄り道はこれぐらいにしてハーモニカを吹こうか。

アコーディオンを弾き始める前は複音ハーモニカの得意な少年だつた。

今吹いているクロマチックはエニーキープレイにはかなり気を遣うが、口で歌う以上の表現ができるところが非常に楽しい。

ハーモニカから見ればアコーディオンは完全にオルガン属の楽器だし、鍵盤ハーモニカも携帯用オルガンとつくづく認識させられる。

HOHNER、SUZUKI色々使ってみたが最近はEasttopバルブレスクロマチックに完全にハマっている。(下リンク参照)

やっはりハーモニカが好きだな、小さいし、軽いし。

 

↑あれ?そうだったたの?

 

※追記(2月27日)

改造アコーディナでしばらく遊び、録音でも使ってみたものの、結局元の姿に(笑笑)。

クロマチックハーモニカではビブラートは掌以外に喉や舌や唇で、ベンドは舌や唇と自由に多彩にかけられる。

その感覚を知ってしまっているので、如何せんアコーディナは不自由さばかり感じる。

↑グリルの黒い布はアコーディオン用の厚手のメッシュに交換。

ゴールドで妙にケバくなってしまったが幾分柔らかい音になった。

 

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◆なんと!「クラビエッタ」が復刻発売された?

って喜んで調べたら、お値段はクソ高いし、趣味のよろしくないデザイン。

百均のデコシールでも貼ってるのかと思った。

スズキの木製メロディオンみたいなウッディな外装にしときゃあ良かったのに、、。

鍵盤はアコーディオン用のようで、黒鍵は高め。

オリジナル3台持ってるし、とりあえずはいらないな、買うカネもないし。

 

 

↓クラビエッタ(オリジナル)解説記事

 

↓バルブレスクロマチックハーモニカ

 

 

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おまけ◆懐かし動画

↓十数年前頃の動画、画質音質悪し。

↓安いボタンアコ版。