近年、人気のある絞り
本来なら、糸で括り防染とする。
糸で括られている箇所には染料が入らずに白く残り文様となる。
この雪花絞りは括らずに、
布を折り畳んで、染料に浸す。
何が防染の役割をするか。
それは、水分だ。
液の中の水と染料は行動を共にしない。
生地の繊維に侵入し走り続ける速度が、
水と染料とでは、異なる。
水の方が早く、遠くまで走り続ける。
染料も、色によって速度が違う。
染料より遠くまで走る水。
力尽き留まる水は、
新たな染料の侵入を防ぎ、
白き地を守る。
これが、
雪花絞りの、防染。
文様は、水次第か。
