会津木綿
木綿の着物は綿の性質上、色落ちしやすい。
足袋に染料が移る。
会津木綿の特徴は、一切 色落ちしないという。
藍で染めても、しないと。
先染めされた縦糸に、
会津のお米で作った糊を塗り、織り上げていく。
織り上がった反物を、会津の井戸水に晒して糊を洗い流す。
糊の分だけ、隙間が出来るので
吸汗性、保温性が良い
夏は涼しく、冬は暖かい。
他地方のお米を使ったり
他県のお水で糊を落としてみたところ
他の綿着物同様、色落ちしたそうだ。
会津盆地、
磐梯山の伏流水の魔法だろうか
福島の原発以降
「福島」で織られた物は敬遠され
何社もお商売を閉じたという
400年続く伝統工芸は
今や、機屋がたったの2つ。
某電力会社の罪
腹が立つのをとうに通り越した、と。
「何が何でも残す
途絶えさせては、先人達に申し訳ないでしょう。」
何度も、何処でも聞く言葉だなぁ。
MADE IN JAPAN
の、
余力って。

