絞りの着物。 | 名古屋着付け教室 出張着付け 着物teffteff てふてふ はっちゃんのブログ
私のお茶の先生は老人施設にて、
ボランティアでお花を活けたりお抹茶を振舞ったりしています。
黄色い花お花は毎週。
お茶は1年に2回。お雛様おひなさまの頃と 桜桜の頃。

約30年間、欠かさずに。

一時の事なら誰でも出来るけれど、この年数は尊敬に値します。
勿論、
私達お弟子も御手伝いさせて頂きます目
お茶で着る着物というと、控えめな物が多いですが。。 

先生「施設の生活では見る機会も無いから、なるだけ派手な着物で来て!若い子は振袖!」 

なので、

私も含めて
他のお弟子さん達も振袖は擦り切れる程位着ました。今思えば、有難い事です。
振袖を見て、ポロポロと涙を流しながらお礼を言われ
一緒になって泣いていたお弟子さんもいました。

最近は、振袖を着にくい年齢になり。。
何を着ようかなぁと毎回悩みます。

そして今日。

ちょっと地味かなぁ。。と思いながら袖を通した絞り。
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先生からは、やはり
「シック(地味。。)だねェ。。」と。
もう少し、派手なのを着てくれば良かったかな。。
と、少し後悔していたところ

「ええ、べべだね~、総絞りでええねぇ。触らせてな。。」 

と言って絹の感触を愛おしそうに確かめていらっしゃいました。

最近は流行らないけれど、昔の人にとっては「総絞り=高価な物」
という図式が有るんですね。
「母が内職しとってね、、」
と、言われた事も有ります。

お帰りの際に、
「ええべべ、有難うねぇ、嬉しかったわぁ」
と、お言葉を頂き
感謝しなければならないのはこちらの方です。
洋服では、味わえない。

 見るだけではなく、着る事が出来たら喜ばれるだろうか。。
そんな事をボンヤリと考えます。