今日から | 名古屋着付け教室 出張着付け 着物teffteff てふてふ はっちゃんのブログ
昨日は節分でしたね目
豆まきなど、お家でしましたかはてなマーク

「鬼は~そと!、福は~うち!」

懐かしいです

地域によっては、

鬼は内、福は外。(邪気は我家が引き受けます。福はどうぞよそ様に…らしいです)

だったり、

鬼は内、福も内。(邪気も引き受けますがグッド!、福も引き受けますにひひ!とか)
だったりするそうですニコニコ
面白いですねー

ここ10年位で名古屋に定着した物。
「恵方巻き」
子供の頃は、有りませんでした。

年月と共に姿を変えて残る物あり。
消えゆく物あり。

節分にまつわる物で、消えてしまった物。

「蒸卵」

これで、「せいらん」と読みます。
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物は何かと言いますと、御茶席に使うお菓子なんです。小麦粉、小豆、砂糖を原料とし、少し固めの葛湯みたいなプルプルした物の真ん中に漉餡が入っていて弱火でじっくりと蒸して食べる温かい(かなり熱い⁈)お菓子。
ある御流儀の「節分」のお菓子はこの「蒸卵」という決まりがありました。
作っていたのは、名古屋で老舗のお菓子屋の松川屋さん。とても、質素な佇まいのお菓子屋でした。
テレビや婦人画報などで紹介されて、お取り寄せお菓子として話題にもなりました。

子供ながらに、お茶席だと決まりがあってこのプルプル状の物を2本の黒文字で綺麗に食べなければならず、さらに熱い叫び
焦りと熱さで味わうなど何処へやら…
「あ~、コタツに入ってスプーンで食べたら美味しいだろうに…」と、何度思ったか。

でも、その難儀が今となっては良い思い出です。

しかし、この松川屋さん。数年前にお商売をたたまれました。

理由は、色々と聞こえて来ます汗
職人さんが、居なくなったとか。
流行っているうちに閉めたかったとか他諸々…。

現在、復刻出来るお菓子屋さんはありません。
和菓子の世界も、勘と手仕事。受継ぐ人間が居なければどんなに長い歴史があっても忽然と姿を消す。

たまたま、身近にこのお菓子があったから思う事ですが、日本の伝統文化全体の事と考えると…。
この瞬間にも消えてしまっているのかも…消すは一瞬、培う年月を思うとゾッとします。

関心を持った人間1人1人が、小規模でも発信して行けば何かのチカラになるはず。

今日から始まる新しい1年。

そんな事を思いながら、着物に袖を通して出掛けます

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