彼に抱かれた日の夜に、

彼の夢をみて、

夢の中でも彼とセックスしていた。


そんな風になるなんて自分でも驚いた。

彼とのセックスの余韻が早く消えていくように願った。


時間が経てばセックスの余韻は消えていく。

そのままでいられればいいのだけれど、

スローセックスで私の中の何かが変わってしまった。

あれ以降、前回の余韻が消えたとしても

そこから少し時間が経つと性懲りもなく、

また彼に会いたい衝動が起こる。




そしてまた彼にメッセージを送ってしまった。


「最近、忙しいですか?」


「忙しいですね。

仕事もあるし、子どもが産まれる準備も

しなきゃいけないですから。

でも僕もtefeさんに会いたいな。

来週か、それとも今日でも会えるよ。」

 

「今日はちょっと難しいです。」

 

「そっか。なら来週会おう?

来週、丸1日仕事を休みにできるから

たまにはゆっくり会おうよ。

僕、tefeさんと行きたいところがあるんだ」


「来週ですね、私も時間だいじょうぶなように

しておきます。ところで、私と行きたい所って

どこですか?」


「もしよかったらなんだけど、◯◯に行かない?

tefeさんの所からだと、電車で1時間くらいかな?

一緒に遠出することってなかったから、

たまにはそういうのもいいかなと思って。」


「え、いいですね!嬉しいです」


◯◯は、港が綺麗な観光地で有名な街だ。

美味しい飲食店もたくさんあり、

ミュージアムも色々あるので、

観光地というだけではなくて

デートスポットとしても定番の場所だ。


(やっぱり、奥さんの出産も近いから

もうこれで最後にしようって言われるんだろうな。

だから、思い出作りを兼ねて

わざわざデートスポットに誘ってるんだろう。)

 

その街に行くだけでもウキウキするような場所。

そこに、彼と一緒に行くんだと思ったら

会うのが最後だとしてもきっと楽しいはずだ。


彼にメッセージを送った元々の理由は、

彼とセックスしてる夢をみて、

そういうことをしたいと思ったからなのに、

セックスしない街歩きデートの方が貴重なので

そっちの方が嬉しいことのように思えた。


約束の日まで、爽やかなデートを想像して過ごした。



ーーーーー


▶︎(プロフィール画面の、フォロー中•フォロワーの数字の近く)→「すべての記事」→「テーマ別」に進むと、分類がありますトランプハートトランプクローバートランプダイヤトランプスペードトランプジョーカー虫めがね



このブログの構成についてはこちらをご覧ください。

↓↓