彼の奥さんが妊娠したことを聞き、
もう会わなくなっていくのだろうと思って過ごした。
それなのに、2週間後くらいにまた連絡が来た。

“来週あたり会えませんか?水曜日とか”

 

“今月中はバタバタしていて難しそうです。 

それにしても、相変わらず悪い人ですね。”


(奥さんが妊娠してるんでしょう?

引越しもあるんでしょう?と書きたかったが

書かずにいた)

 

“忙しそうだね。落ち着いたら、また。 

たくさん可愛がってあげるよ。”

 

“ここの所、本当バタバタしていて、

よくお風呂上がりに寝落ちしている日々です。

でも、そのうちまた癒してほしくなっちゃいそうです。

…こういうこと書いちゃって、ダメですよね”

 

“うん、たくさん癒してあげるよ

僕もtefeさんに癒してほしい。

いつ頃なら会えそう? ”

 

“来月の、第1週か第2 

水曜日か木曜日 

4日、11日、12

どうでしょうか?”

 

“4日、良いですよ。

休みにして出かけられます。 ”

 

“では4日に!”

 

“はーい!すごくtefeさんに会いたくって。

嬉しいです”

 

“え、そういう年下らしいことも言うんですね

なんか意外です。 ”

 

“ぼくtefeさんのこと好きだから。色々へんなこと言っちゃうんだけど、でも好きなんです。だから会いたくなっちゃうんです。”

 

“そうなんですね”

(適当に書いてそうな感じがするから、適当に返事をしようと思った)

 

“今だってtefeさんのこと考えて興奮してる”

 

“えっ?

歯の浮くような言葉の後に、生々しいですね”

 

 

その後、しばし官能的な内容のやりとりをしていた。 

 

この前会って、セックスの最中に

酷いことを色々言われて

私は彼に、サイコパス系の人なの?と

思わず聞いてしまった。

しかも、そうだとしても嫌いなれない、などと

言ってしまった。

それに、その前の“実験”でも、

言葉だけで私を濡らすことに成功したねと

喜んでいた。





そんなことがあったせいか、

彼は変態ぽい性癖をもう隠そうとしないようだった。

メッセンジャーアプリで、次から次へと

彼の欲望や願望が言葉になって

ぶつけられてきた。


“…濡れちゃってました。”

 

“僕もです。

でもお互い家だし、この辺にしておきましょう。

 

きっと、調教されているってこういう状態なんでしょうね。”

 

“え?それは不本意です。…でも、身体って不思議ですね。”

 

“脳と身体は繋がっていますからね。

好きでもなんでもない相手には、反応しないんじゃないかな、特に女性は。

男だって、相手が誰でもいいわけじゃないです。

好みがありますからね。”


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