以前は、彼が言い出した
“僕に結婚を考える相手ができたら、この関係は終わりにしましょう”というゴールに
お互い同意していた。
そして、実際にそれを実行して、
しばらくは会わずにいられた。
しかし、お互い既婚者であるにも関わらず
こういう関係を再開してしまった現在は、もはやゴールがない。
“◯◯になったら別れましょう”、の
◯◯を何にするか?が思いつかない。
乙女チックだが、
別れる時には“お互い砂時計でも贈り合いましょう”と提案することを考えた。
時間の感じ方がかわった感覚や、
儚くて短い時間でしたね、という色々なメッセージを込められそうだと思ったのだ。
そうはいっても、実際は
本物の砂時計は場所をとるし、
贈られても邪魔になるだろう。
アクセサリーなどは、
そもそも奥さんがいる男性に贈ることが
できるわけもない。
独創的なデザインで、
砂時計をモチーフにしたカフスボタンなど
いいかもしれないと思い、
インターネットでお店の検索をしたりした。
砂時計をかたどった、簡単なデザインのものは2千円代から手に入るようだ。
メッセージ性のある砂時計ではないが、
クロノグラフをモチーフにした、
形態にこだわりを感じさせるカフスボタンは
2万円~3万円、ものによっては8万円代まであるようだ。
形態が可愛らしくて、ネットで見ることに
熱中してしまった。
でも、安いものじゃないし、日本人の
若い世代でカフスボタンをつける人は
そんなにいないだろう。
そもそも彼はそういう服装をしなさそうだ。