前回に行ったレストランが2人とも気に入っていたのでそこに向かったが、残念ながら休みだった。
その近くを歩くと、雰囲気が良さそうな
喫茶店があった。
大きな窓ガラスから、外の景色がよく見える
端の席に座った。
彼は、さっきまでのラブホテルのことなど
まるでなかったかのように
急に爽やかで真面目な感じになって
楽しそうに仕事の話をしていた。
それに、映画とか写真とか、気になっている
展示会の話、書道や寺社仏閣の話など
趣味の合う友人としての会話をして
楽しく過ごした。
〜〜〜
帰宅して、1人の時間になった時、
今日の彼との時間を振り返りながら考えた。
(“お茶すること”を口実に会って
身体を重ねた時は罪悪感が強かったのに、
“実験"を口実に、気持ちを入れずに会って
身体を重ねてしまったら、
どうしてこんなに罪悪感がないのだろう。)
(それに、今日の、身体全体が快感を覚えるような感覚は一体なんなんだろう。
このまま続けたら、本当ずっと
離れられなくなってしまいそうだ。
いっそ、今日のことをきっかけに、
距離を置くなり、何らかのゴールを決めて、
会うのをやめようと
申し出た方がいいのかもしれない。)
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