「あっという間に時間が経っちゃいましたね…」
「ふふっ、そうだね。ちょっと休んだら、
今日は一緒にお風呂に入ろう?」
「え、一緒に?」
「うん」
彼は、セックス中はときどき
嗜虐的な雰囲気になる瞬間があるが
一緒にシャワーを浴びたがったりするところが
年下らしいというか、可愛い。
セックス後に一緒にお風呂に入るなんて
私の中にはない行動だったので少し驚いた。
さっき彼がお風呂にお湯をいれてくれていた。
こうなること予想していたのか、
熱めの温度でいれたようで、
まだ少し熱かった。
水で薄めて、一緒にお湯につかった。
彼は片手の手のひらでお湯をすくい
私の顔にかけてきてふざけたりした。
「もう!子どもみたい」
「なんかこういうの良いね」
「なんだか今さらですけど、こうやって
一緒にお風呂に入ってると、肌がすべすべなのが分かります。」
バスタブの中で、彼の肌を撫でた。
しばし他愛もないことを話して、
お風呂を出た。
身支度をして、一緒に部屋を出る。
ホテルのエントランスから外に出る時に、彼は、
私の顔をじっと見て
「実験は成功でしたね」と言って
いたずらっぽく笑った。
私ははにかみながら、潤んだ目で彼を見つめて
うなずいた。