おもむろに、彼は私がうつ伏せになるように、

ベットの上にそっと誘導した。


そして、触れるか触れないかの絶妙な力加減で、

私のうなじから背中を指先でなぞった。


先ほどの行為の直後なので、私の身体は

まだだいぶ汗ばんでいた。

 

「あ… なんか、すごく気持ちいい。すごく感じちゃいます。どうして…?」


「tefeさんはx全身が性感帯になってるんだよ」


「なにそれ…?あっ、でも、どうしてなのか、

首と肩が、すごく気持ちいい…」


激しく抱き合った後の火照りが冷めるまでの、

ちょっとしたおふざけ行為かと思ったが、

彼はずっと私の首から背中への刺激を続けた。


指先で触られているだけなのに、

なぜか、私の口からは、まるで

セックスしていれられている最中のような

あえぎ声が漏れた。 

自分で自分の声や感覚を制御できない。


それから彼は

今度は唇で

首から背中にかけて広い範囲にキスをした。


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