このブログは、

最近のことを書いたり

何年も前のことを書いたりと、

時間が行き来しています。


時系列が書いてある、

もくじ代わりのブログのリンクを貼りますので、

よかったらご参照ください。

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彼と別れて1ヶ月後:

私は新年度で仕事が忙しくなった。

新しいプロジェクトのメンバーとして

忙しく過ごし、出張も増えた。

そうやって忙しく過ごすことによって、

新しい仕事仲間との出会いもあったりして

彼との日々の記憶も急速に鮮明さを失っていった。

 

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彼と別れて6か月後:

彼と逢わなくなって半年くらい経った頃、

彼が結婚式を挙げたことを知った。


彼のSNSはまだフォローしていたので

タイムラインに結婚式の写真が流れてきたのだ。

もともとそんなに彼のSNSには

私生活の写真などあまり乗っていなかったのに、いきなり大量の結婚式の写真が

目に飛び込んできた。


若くて可愛いらしい奥さん。

友人、両親に囲まれて

彼も幸せそうな顔で写真に写っていた。


タイムラインを遡ると

結婚式のすぐ前に

婚約しました!という投稿と

家族写真が載っていた。

お互いを、彼氏・彼女としてタグ付けして

公開されていた。


”婚約して約1か月で結婚したんだ...?“


スピード婚?

それとも実は長年付き合ってたってこと?


いずれにしても

彼は結婚した。

 

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彼の結婚式の少し後:

ある日唐突に、彼からメッセージがきた。


“お久しぶりです。お元気ですか?


何事もなかったかのようなその文面を見て、

彼に対して初めて苛立ちを覚えた。


彼が結婚するから別れて、

色んな葛藤を覚えたりしたけれど

時間が経って

やっとそれを消せるようになったのに。


人の気も知らずに、

またこうやってちょっかいをかけてくる彼

SNSでみかけた若い奥さんを

大事にしなきゃいけない立場なのに、

何をやっているんだろう? 


そう思うと、

すぐには返事ができなかった。


そうはいっても、

メッセージを見なかったことにはできないので、差しさわりがない返事をした。


“元気です。久しぶりですね”と軽い返事をした。

“落ち着いたので、またお会いしたいです”


性懲りもなく、

やはり何事もなかったように書いてくる。

新婚さんだし、若い奥さんが悲しむことになるのは可哀想だと心から思い、

一線を画することにした。

 

”こちらは今仕事でとても忙しくて、

時間がとれないと思います。”

“そうですか。それではtefeさんが落ち着いたらまた!”

 

なんと罪悪感のかけらもない誘いだろうか。

奥さんが可哀想だし、つらい想いでやっと別れた私に対して悪びれていないことが私には驚愕だった。


やっぱりとんでもない遊び人だったんだ