彼は腰の動きを強めた。


彼は今日はなんだかいつもと違う。

私をいたぶるような事や辱めるようなことを

たくさん言ってきた。

でも、私は気持ちよくなりすぎていて

そういう言葉の意味をいちいち捉える事が

できなくなっていた。


彼が言ってくる

色々な意地悪な言葉が

耳から入ってそのまま抜けていく。


彼の言っていることを、

単なる音として聞きながら、

快楽のあまり、“気持ちいい”と言うか、

喘ぎ声を出すことしかできなかった。

 

「tefeさんって、僕の言うことなら何でもきいちゃいそうだよね。」


「え、なんですか? すごいこと言いそうだから、

イエスとは言えません…」


「でも、きいちゃうんでしょ?」

「そんなことないです…」

 

「僕の身体にこんなに反応して

気持ちよくなってるくせに、

そんなこと言っていいのかな?」


「あっ、あっ…!」


彼が動きを止めてしまい、私はさっきのように動いてほしいと懇願する。

 

「こうかな?」と言って、

奥まで突き刺すようにしては動きを止める。


「もっと奥まで。あーっ…!」