(そんなに、男性に癒してもらいたい風に思われるに心外だ。)
「…癒してほしいっていうわけでもないんだけど。それに、別にこういうことをすごくしたいって思ってたわけじゃないですし。」
「さっきの、“出して”ってたまんなかったよ、あ、また興奮してきちゃった、もう一回しよう」
(えっ?)
「したいでしょ?」と、
私の話も聞かずにやや強引。
彼の肩に顔をうずめて
セーターの匂いを嗅いで落ち着く、という、
穏やかな幸福感を感じていたのに、
なぜこの展開?と思いながらも抵抗できず。
「本当は、一緒にしたいことっていうのは、
映画をみたり、本屋さんめぐりをしたり、
ハイキングしたりってことなんだけど…」
「うん、じゃあ今から山に行く?」
とふざけた感じで言いながらキスを迫ってくる。
「でも、一緒に山にいって、ますます精神的な結びつきが強くなっちゃうと困るから、
いい、行かない」
「ねぇ、脱いで。今度はtefeさんが上になる?
できる?」
「うーん、できるかな…?」
(こういう行為自体久しぶりなのに、私が上?)