密会先で合流直後のSEX⑩

そして、普段の私なら絶対に言うであろう

イヤとかダメという言葉が全く出てこなかった。

やめられたくない、そんな気持ちになっていた。


何より、不思議なほど全然痛くなかった。

さっきイッてしまったから

脳内からドーパミンがドバッと出てるのか?

気持ちよさしかなくて

私は身をくねらせた。


そうすると、さっきと同じように

身体の軸の部分がこすれあう感じになって

もっともっと深くなっていく。


「ああ、たまらないよ。その顔。もっと気持ちよくなって?」


「ああっ... ううっ… ぁはっ

そんな声を漏らしながら、なにかがどうにかなってしまいそうな

よく分からない感覚を持て余し

身体をよじらせていた。

きっとこの先に何かがあると

身体が本能的にわかっている感じ。

自分でも驚くような

甘ったるい声を漏らしながら悶えていた。


すると彼は突然その刺激をやめてしまった。

たぶん私は、え、なんでやめるの?やめないでという顔になっていた。


「ふふっ かなり感じてたね。でも少しずつしないとね。」

......

「あんなにいやらしい顔を見ちゃったら、僕もう我慢できない。激しくしていい?」


私はもう感じすぎていて

言葉を発することができず

ただうなずいた。