この日も、日本時間の午前中から他愛もない話題で断続的にチャットしていた。
途中でブログ読者からのメッセージがきて涙腺崩壊。「彼はきっとずっと前からあなたのことを好きなんだと思います。お2人の幸せを祈っています」という内容。そんな風に書いてくださって本当にありがたいし嬉しいと思って、読みながら泣いてしまいました。
(この数日、気持ちの整理ができなかったので、まだお返事できていなくて申し訳ございません。。)
その直後に、彼から“こっちの永住権の申請が始まると、とれるまで当分日本に帰れないんだよね“というメッセージが来た。
それを見た瞬間、ブワッと涙が出た。
私は、色々な事情で、もう当分彼の赴任先には行けない。
彼が日本に帰国できないなら、もう数年は会えないだろう。
チャット画面の向こうの彼は、楽しそうに自分の夢とか赴任先でも展望を語っていた。元から彼がそういう事を目指して生きてることは分かっていたから応援したいのだけれど、涙が止まらなくなった。
そんなタイミングで、彼が“電話する?”と。
彼のいう電話とは、ビデオ通話のことだ。
正直、こんな姿で電話したくはない。
なので返事せずにいた。
こんなに泣いてる姿を見せるのは予想外だし不本意。ずっと私の方から、別れなきゃと言い続けてきて、やっとそれが自然な形で実現するのにこんなに泣いてしまうなんて。
あと10日後くらいに自然にやってくるタイムリミットまで、今まで通り平和にやり取りして、少しずつ先細りして行って途絶える、というのが理想だったのに。
こんなに泣いた姿を見せるのは、本当にシャクだし、同時に、彼にひかれて一気に音信不通になられても嫌だ。
鏡を見ると、目の上が赤い。
顔を洗って冷やして、なんとなく大丈夫になった。
赤い口紅を塗って、視線を逸らそうと思った。
明らかに泣いてたと、パッと見には分からない感じになった。
でも私は肌の色が白いので、よく見ると分かるかもしれない。
(いま電話すると見たくないもの見ちゃうかもしれませんよ?とか、いま電話したくないです、とか、用事があって電話できません、とか、彼にかえすチャットはどれにしよう?)
しばし頭の中がグルグルしたけれど、あまり間があくのも変なので、半ばやけくそで返事した。
”電話します?大丈夫ですよ?”
彼からコールが来る。
画面の中の彼の顔を見たら、せっかく止まっていた涙がまた一気に出てきた。
涙がにじむ程度ではなくて、明らかにぼろぼろ溢れて、手で拭わないといけないくらいで、
誤魔化そうにも声が泣き声になってしまって誤魔化せない。
「え、、どうしたの?」
「わかんない」
「そんなに泣いちゃってたなんて。」
「…だから電話しない方がいいかと思ったんだけど。」