後ろにいる彼の動きがいったん止まり、
ふーっ、ふーっ、ふーっ、、と、荒い息が聞こえる。すごく興奮している事が伝わってくる。
つながっている場所も、お互いはち切れそうに
密着している。
少しでも動いて粘膜がこすれると、快感が生まれてどうしようもなくなるような感じだ。
このまま荒々しく抱かれ続けたいという気持ちと、あとの事を考えたらここでやめなきゃ、という気持ちが葛藤した。
“この後、会議にでなきゃいけないんだから。
シャワーが使えない部屋で、彼とセックスしたら
汗だくになるし、潮吹きなんかしちゃったら大変だし、いろんな液体にまみれてしまう。その状態で職場の会議に出るなんて嫌だし無理‼︎”
まだ上半身は服を着ている状態で、まだ汗だくになっているほどではない。
彼が動きを止めているこの隙に、身体を離せば中断できる。
「ねぇ、一回抜いて...?」
彼は私を離してくれた。
私は、理性を奮い立たせて、そこで中断するために立ちあがろうとした。
でも、彼は私が立ちあがろうとするのをやんわり止めて腰を抱きすくめてきた。
「行かないで?キスしよう」
さっきまでの嗜虐的な行為を申し訳ないと思ったのかのような、優しくて甘い、ゆっくりとしたキスをする。
私は少し痛く扱われるのが好きなので、普段も、耳を噛む時にもっと強く噛んで欲しかったりする。でも彼は、わたしが求めるほど強くは噛んでこない。何度か、もっと痛くして?とお願いすると少しずつ痛くしてくる。彼が果てた後も、全部の体重をかけて乗ってほしいのに、大丈夫?と言って少しずつしかかけてこない。気のせいかもしれないけれど、彼は意外と優しくて、Sっ気のある姿を出してしまうと、そのあと申し訳ないと思うキャラなのかもしれない。
後ろから激しくされた後の、そっと触れるような優しいキスに、私はいつしかうっとりしてしまっていて、気づくとまた仰向けの状態で彼を受けいれてしまっていた。