遠方への転勤が決まった彼①
※このブログを書き始めるキッカケになった話です。
このブログ全体の概要は1番最初の記事にまとめてあるので、良かったらご覧ください。
大きな地震があった夜。
うちだけでなく、周辺のエリアも停電していた。
ペットをケージに入れて避難した方が良いのかな?と思って準備をしてしまうくらいの強い揺れだった。
しばらく様子をみて、停電も解消されたしそれ以上の揺れも来なかったので、
家で寝ることにした。
そんな時に彼からメッセージが来た。
“地震かなり大きかったみたいだけど大丈夫だった?”
“はい。停電もしてビックリしたけど、今は落ち着いたので大丈夫です“
“良かった。でね、こんな時になんなんだけど、
僕の長年の希望が叶って、ようやく例の場所に行けることが決まりました!”
“そうなんですね!おめでとうございます‼︎“
例の場所というのは、飛行機じゃないと絶対に
行けない、遠方の赴任先だ。
新型コロナ感染症の流行が始まる少し前には
ほぼ決まりかけていたのに、
社会がどう動くか分からないという事で
彼の勤務先も大幅な配置換えはずっと見送っていて
約2年半が経過した今、ようやく決定したのだという。
今までの交流の中で、彼が子どもの頃からずっと
憧れてきた場だということは
じゅうじゅう分かっていたので
心からお祝いしたい気持ちになった。
同時に、”もうこれで会えなくなるな、、。でもベストな形でのお別れで良かった“とも思った。