VRゴーグルとセックス ⑦
シャワーを浴びているといきなり彼が入ってきた。
「洗ってあげる。」
「え...そんな、恥ずかしい」
「洗いたいの。最近なんだかせわしなかったから、
ゆっくりいちゃいちゃしたい。」
「自分で洗えるからいいですよ、、」
でも彼は、ボディソープを両手で泡立てて、向かい合った状態の私の肩、背中、胸、腰に
泡を塗っていく。
それも、笑顔でとても楽しそうに。
「...なんだか今日は、VRゴーグルの時はインストラクターみたいだったし、今はお母さんか看護師さんみたいで不思議な感じです」
「ふふっ、そう?でもさ、こういう事するのは僕だけじゃない?」
泡がついた手を、私の身体の上で滑らせながら、
大きな口を開けて、私の唇を塞ぐような
キスをしてくる。
シャワーから暖かいお湯を出したままなので
湯気が充満する浴室内がボヤーッと霞んで見える中
全身をボディーソープの泡で撫で回され、
それに彼の舌と唇の暖かくヌルヌルした感触で
なんとも言えない気分になってきた。
「はぁ... VRゴーグルも不思議な体験だったけど、今もかなり別世界みたい...全身の肌がヌルヌルしてるだけで、すごく気持ち良い...」
「もっと気持ち良くしてあげるよ、行こう?僕ももうこんなになっちゃって、我慢できないよ。」
目を下にやると、彼のものが大きくそそり立っていた。
恥ずかしいので、目を逸らして何も言わずに
浴室を出た。