連続イキ連チャンシリーズ⑥

彼とのキスは、1番最初にした時から

別格に気持ち良かった。

不思議なことに、唾液すら愛おしく思えるし

実際に甘く美味しく感じてしまう。


身体の相性はキスをすれば分かるというのは

本当なんだと思う。

同じ相手と10年もこんな関係を続けて、

確信を持って分かったことの1つ。


キスが、誰よりも抜群に気持ち良いように

セックスも、他と比較する意味が無い気持ち良さだ。


他の人だと、唾液に嫌悪感を感じてしまったのに

彼にはそう思うことが今まで一切無かった。

本当に不思議。


それどころか、彼の唾液が入ってくると、

嬉しいという気持ちが湧いてくる。

その現象が、最近とても強くなった。


ディープキスをしていて盛り上がってくると

そうなってしまう。

今回も、それを愛おしそうに口で受け止めて飲み込んだこんだ。


嬉しい…」

あぁ、どうしてそんなにいやらしいんだろう。いやらしくて可愛い。」


彼は私を強く押さえると、腰を前後にゆっくり大きく振りはじめた。


「生で入れられて嬉しいって言って?」

「…生でBさんの◯◯◯◯◯入れられて嬉しい…」

精子たくさん出してくださいって言って?」

「…精子中にたくさん出してください!」

ううっ… はあっ…!」

彼は私の中で達した。


放心状態の彼の首に腕を回して

自分の身体に引き寄せた。


ねぇ、ぎゅってして?体重もかけて...」

「......」

彼は私を抱きしめるが、やっぱり全体重はかけてこない。

もっと体重かけてほしいな。」

「......」

すると、さっきよりは体重をかけてきた。

いつも私の前で隙を見せないけど、今なら全部を出してるって感じがして嬉しいの。」

「......」

すると、何か安心したように、

彼はズシッと身を委ねてきた。


放心状態で、無言で私の上に乗っていた彼が、

しばらくしてから身体を離す際に、

火照った熱い唇で私の唇に濃厚なキスをしてくれた。


1回キスしてから一旦顔を離し、

そしてもう一度顔を近づけてきて、さっきと同じような熱いキスをした。

行為後に、今からセックスが始まるかのような

熱いキスを、唇にされるなんて初めての事だった。

しかも2回も。


その後、ベッドの上に2人並んで寝転んで、

しばしまどろんだ。