「僕にセカンドバージン奪われて、こんなに開発されちゃって。僕の可愛いオモチャだよ。
可愛くて感度が良いオモチャ。」
彼の、かたくて熱いもので
中を好きなようにかきまわされながら、
むねを甘噛みされているうちに、
再び甘く鋭い感覚が全身を襲ってきた。
「あぁ…! 気持ちよくて何か出ちゃいそう…」
以前彼の指でかきまわされているうちにプシャーと漏らしてしまったあの感覚だ。
「中がビクビクしてる。イっちゃったのかな?」
「…...」
甘ったるく深い吐息が漏れた。
私は急速に気怠くなり、無性にゆっくり身体を休めたくなった。
離れなきゃと思っている相手、身体だけの関係と言い切ってくる相手に、“いれられながら潮吹きして、しかも中イキしてしまった”など言いたくなかった。
調子に乗らせてしまいそうだから。
私は休憩したくて身体をずらそうとしたが、
彼は、持ち上げていた私の膝を下ろしただけで、
抜いてはくれない。
腰をがっつり両手で押さえられていて、
抜かないぞという意思を感じた。
彼ははいったまま、正常位の姿勢で上半身を私に覆いかぶせてきて離してくれない。
大きく開いた太腿の内側の筋肉が突っ張ってつらい体勢だ。でも、脚を開くのが痛いから抜いて、というのも興醒めだと思い、彼の首にそっと腕を絡めたままジッとして休憩し、呼吸が整うまで待とうとした。
このまま2人の身体の火照りが冷めていってくれてもいい、と思ったが、彼はそうではないらしかった。
「中が、燃えてるみたいに熱くなってるよ。それに、まだビクビクしてる。あぁ、気持ちいいなぁ。」