なんでテスト設計コンテストへの参加? | TEF-DO

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TEF北海道テスト勉強会「TEF-DO」

テスト設計コンテストになんで参加したのかを振り返ってみる。
※感想などは、あくまでも中岫の主観


テスト設計コンテスト'12(初参加)
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【経緯】
JaSST'11 Hokkaidoで
「道内在住のエンジニアのみなさ~ん、テスト設計コンテストに参加したい人いませんか?」
と募集してみたところ




返事がないただの(ry

シャイな道民はなかなか名乗り出ない。
募集期限も差し迫っている、北海道から参加チームが無い、というのもアレだと思い。

 ADC「しょうがない、ここは私が(^^)/」
 NK3「じゃあ、俺が(==)/」
 OGS「じゃあ、私も(><)/」
 ADC+NK3「どうぞ、どうぞ!!」Σ(゜ロ゜ノ)ノ ←OGS
という感じで、やる気いっぱいの有志を集めて参加することになりました。

「北海道らしい、なまらなテスト設計をやるべさ!!」
と意気込んだそうな。
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このような感じで初参加。
この参加は、半分(いや、それ以上?)義務感的なところがありました。
そのためコンテスト主旨をほとんど理解していませんでした。

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【結果】
賞なし
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ぶっちゃけ、参加してみたもののアーキテクチャなんてものを全く理解していません。
そりゃ、コンテストでは勝てませんね。

~この挑戦で感じたこと~
・テスト対象の全体をとらえることが難しい
・会社も職種も違うメンバーでチームを組むことで、多様な意見、考えが吸収できる
・普段一緒に仕事しているわけではないので、用語一つをとってもかみ合わない
 #普段自分がやっていることを当たり前にやってみても意図が通じない
・コミュニケーションがとりづらい
 #お互いのお仕事の状況が見えないので

もっと得ることがあったはずなのに、実感がない。
目的意識が無いまま参加というのが良くなかった。

優勝チームの資料を見てみると、
なるほど、と思うことは多々あったのですが、実際に手を動かしてみるとできない。
何でだろう?理解できてないのかなぁ?そこがわからない。
何か他にあるのかな?
という状態に陥る。

また、コンテスト後に行われた「負け犬の会」なるもので、
そこの参加者が、「わかる」と言っていた…。

(まじで??)
それを自分でできるの?それ、やってみるとそんなにできないよ?
できる人はできるのか?できる人だけができるもので良いの?
という感じで周りの反応を見ていた、自分。
「負け犬の会」の後、なんか悔しくて、遠吠え的に

 「わかる」と言った奴、コンテストに出てこい!!

なんてツィートしてみた。
そんな初参加。


テスト設計コンテスト'13(参加2回目)
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【経緯】
 OGS「Ueさんがチームでテスト設計コンテストに出るんだって」
 NK3+ADC「へぇ~そうなんだぁ・・・がんばって欲しいもんだねぇ~」
 OGS「私、前回負けたのがくやしいの・・・」
 NK3+ADC「ふぅ~ん、くやしかったんだねぇ~・・・・・・・、で?」
 OGS「私やるっ! Ueさんに絶対負けないもん(><)/」
 NK3+ADC「どっ、、、どうぞ、どうぞ!!」
 OGS「・・・まさか、私一人でやらせるわけ?あんた達・・ (▼▼) 」
 NK3+ADC「まっ、、まさかぁ・・・めっ、めっそうもない!!(ToT)」
 OGS「もちろん、そこにいるOGTも参加するよね???(▽▽メ) 」
 OGT「はっ、はいっ・・・?((((゚Д゚;))))))))) 」
               と、やる気いっぱいで集まった有志たち。
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こんな経緯ではありますが、自分が参加した一番の理由は、
「前回が悔しかったから」
と言うのがホンネです。
あとはもう少しアーキテクチャってなんだろう?
というのを考えたかったから。

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【結果】
前回王者の2連覇
自チームは準優勝!!
http://aster.or.jp/business/contest/contest2013.html
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前回よりもテストアーキテクチャというものを意識はしたものの、
まだまだアーキテクチャというのが分かっておらず…。
地方予選をなんとか勝ち抜き本選へ。

地方予選後、審査員のアドバイスをもとにブラッシュアップのはずが、
成果物も時間に終われるように整理することに…。
ツギハギ感がたっぷり。
一応ごまかしたつもりが、審査員にはばればれでした(汗

~この挑戦で感じたこと~
・今まで得た知識を何とか使ってみようとするため、ものすごく実践的な勉強になる。
 #実務では、こんな技法使ってみたい!!と思ってもなかなか出来ませんよね。
・アーキテクチャを意識したけど、やっぱしまだ分からない
 #モデリング技術を身につけたいと感じた

フィードバックで「もっと一般的な技法など使わなかったのはなぜ?」
という感じの意見があった。
後から思えば、確かにもっと一般的な方法が使えたかも。
やってる最中は、知ってても使う余裕が無かったという感じ(汗

まあ、自分的には思いのままにやらせていただいたので、結果には満足気味の2回目の参加でした。


ここまでが前回までの参加動機と結果。
今回はというと

テスト設計コンテスト'14(参加3回目)←今回
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【経緯】
・正直、自分は前回でお腹いっぱい感。
 もういいかな、と思っていたら、テスト対象が一新されるとのこと。
 ↑ちょっと興味が沸く
・今回の審査基準に「工程の一貫性」があるらしい。
 昨年の成果物はツギハギのため、今回の審査基準だと評価が低そう。
 なんか改良したいかも。
 #一貫性を保つのに一人でやってみるかなぁと思っていたら某Ue氏に先手を取られる
・TEF道のイベントでテスコンに出てみたい人を集めてみたら、お一人いました。
 →と言うわけで、チームを一新して個人ではなくチームとして参戦することに。
・気持ち的にテスコンを広めたいという気持ちもある
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今回のメンバー構成
・100点を目指すメンバー
・実際にテスト設計をやってみたいメンバー
・テスト設計はじめてだけどチャレンジするメンバー
・やりたいメンバーがいるならやってみようというメンバー←自分
それぞれの異なる思惑を持つメンバー構成。
はてはてどうなることか。


ここで、チームで参加するメリット、デメリットを勝手に考えてみた。
【個人で参加】
◆メリット
・自分がやってみたいこと、つかってみたい技術、理論を思いのままに試すこと
・自分のペースで作業ができる

◆デメリット
・自分の知っている技術、知識の範囲でとどまる
・レビューアがいないため、思い込みで終わることもある

【チームで参加】
◆メリット
・いろんな知見が交わるため、発想の幅が広がる
・作業分担ができる
・レビューができるため、客観的なものが出来る

◆デメリット
・成果物の統一感がとりづらい
・打ち合わせなどの待ち時間が発生する
・なかなか決定出来ない
 ↑意見が合わないと争いが起きる場合も

どちらにもメリット、デメリットはあります。
どちらが優れていると言うことではないです。
個人でストイックに作業することで、自分の出来る幅を知るのもありですけど
自分的にはチームで作業した場合の方が、より良いものが出来る気がしています。
あと、教わる、伝えるなどで自分の勉強にもなることが多いかなと。


記事:中岫