山間部の道路沿いの空き地でアカタテハが見られたので、
今季初撮りになると狙ってみたら何か変。
様子を見てると産卵してる、しかも2頭が入れ替わり立ち替わり、
休憩を交えてヤブマオかカラムシか、イラクサ科の新芽に産卵してる。
新芽を見ると卵がいっぱい、あらま~と思いながら撮ってきた。

食草の新芽に何度も何度も産卵する

この葉には7個の卵が見られた、
産卵を終えて一時休憩

やがて飛び立つと食草を求めて飛びまわり、
同じ食草に戻ってきては産卵を繰り返す。

飛び立った後に食草を調べると・・

背丈10㎝にも満たない新芽に卵がびっしり。
これが一斉に孵化すると、自分で自分の首を締め付けることになる。
こんな光景を色々な蝶で何度も見てきた。
アカタテハの幼虫は1枚の葉を閉じて袋状の巣を作り、その中で暮らし、
巣を餌として食べていき、半分くらいで新しい巣を作る。
そんな習性の幼虫が一斉に孵化すれば、餌は持たないだろう。
餌がなくなれば幼虫たちは餌を求めて死の行軍が始まる。
生き残る幼虫が存在するか不明だが、確率的には0に近いか。
全国区のアカタテハが、夏が終わるころまでは数見かけないのは、
こういう行動も一つの原因かも知れない、そんな気もした。