


11日に四国へ見に行ったんですが、今年は条件が悪くだめでした。
なかなか見られない珍蝶なので、どんな蝶なのか見てもらうため
数年前、9月15日に同じ四国で撮影したものを公開します。
日本で始めて発見されたのが、鳥取市の久松山(きゅうしょうざん)で、
基本標本産地でもあります。和名はこれを訓読みしたものです。
久松山では今でも稀に見られる、という噂がありますが???
昔は珍しいということで、京都の某山地でも見つかり、採集のツアーバスまで出た話しがあります。
また、食草がわからず、懸賞金まで掛けられたそうです。
やがてウラジロガシが食草とわかると、チェンソーまで持ち出し
伐採して採卵する不届き者まで出たほど、人気があったようです。
ウラジロガシがある渓谷沿いで6月ごろ発生します。
やがてオスは産地を離れるようで、他県では山頂部付近で多く見られるところがあります。
メスはウラジロガシの休眠芽が成長する9月ごろまで生き残り
食草のてっぺん辺りの休眠芽の基部に1~2個産卵します。
そのため、メスは秋にも見られます。
また、このころは晴天時には吸水しに降りてくるので、撮影がしやすいです。
地元島根には産卵木があり、毎年卵確認をしてましたが、
ここ数年やってません。成虫を見ることは宝くじに当たるより困難でしょう。
限られた有名な産地では、採集者がどーっと押し寄せているようで、撮影者泣かせでもあります。
撮影地は巨岩がごろごろした渓流地で、有名な観光地でもありますが、
一応地名は伏せます。
後翅裏の白い線がV字になってるのが特徴で、他のゼフィルスは総てWになってます。
写真1,2枚は同じ固体でAB型
写真3枚目は濡れた岩場で吸水です。