聖人って
居た。
知りもしない
私の幸せを
願ってくれて
こんな自分が
みっともない
無駄に生きてきた
そんな感情を呼び起こす
彼が
側に来て
心を砕いてくれている
もう懺悔は済んでる
彼の耳に
聞かせた
次は
一歩一歩
着実に
恥ずかしくない
人生を
歩んで行こう
純粋で
真面目で
私の惨めさに
寄り添ってくれる
彼の
気持ちに
応えられるように