失われた歯の両隣を支えに、ダミーの歯を入れるのがブリッジである。
保険適応であるが冠は金属になる。ダミー部は金属の量を減らす為に一部樹脂が使わるのが一般的である。
このようなブリッジで保険負担額はセット時で一万円程度。
実費の治療では全てセラミックを用いて白いブリッジを作ることも可能である。
セラミックの冠が1歯あたり10~13万円位なので、3歯のブリッジの場合その3倍の30~39万円が相場である。
これはインプラント1歯の場合の相場とだいたい同じくらいである。
ブリッジでは、噛んだ時の感覚を両隣りの歯が感じ取る。なので噛み心地はほぼ通常の歯と変わらない。
入れ歯の様な取り外しは必要ないので、年齢の若い人でも抵抗なく入れられる。
ただし、ブリッジも入れ歯と同様、失われた歯の負担を両サイドの歯で補うため、その歯に負担をかけてしまう。
また、両隣りの歯が全く治療されていない歯の場合、どうしても削らないといけない為、その歯の寿命が短くなる可能性は上がってしまう。
また、神経のある歯を大きく削ってかぶせる場合、知覚過敏が強く出る可能性も頭に入れておかねばならない。
仮に健全な両隣りの歯に挟まれた一本の欠損部位を補うのであれば、間違いなくインプラントがベストである。
しかし補おうとする周囲の歯が、あまり長持ちしなさそうな歯であれば、インプラントに至る前にブリッジを選択する事も多い。インプラントを入れてから周りの歯がダメになって設計が変わると困るからである。ブリッジで寿命まで使ってダメになればインプラントを支台にしたブリッジを作ることも多く、歯科医師と客観的に将来を見据えた治療計画を立てる事が重要である。


