「歯周病生活」開始のごあいさつ。--その2 | 歯周病生活。

「歯周病生活」開始のごあいさつ。--その2

 あえていおう。内科や外科といった医学分野では、開業医では解決できない病状の場合、医師が紹介状を書き然るべき病院へと導いてくれる。ところが、歯科医院の場合、その歯科医師の治療的価値観や技量の範囲内で治療をすすめられてしまうことが多い(保存するための手術だけ紹介状を書いてもらったという友人もいたりするが)。だからこそ、患者側から見た歯科医師の見極めが大事といえる。

 さらに、誰しも気になるのは「お金」のこと。自費診療でないと最善の治療を施せないという歯科医師もいれば、歯槽骨の再生術など最先端の施術をのぞけば保険できっちり治療をしてくれるところもある。どちらがいいかは人それぞれだと思うし、高ければよいというわけでもなければ、安ければ財布的にも大助かりというわけでもない。かといって、買い物のように「失敗をたくさん重ねていいものを見極める眼力を養う」なんて悠長なことも言ってはいられない。

 かくいう自分自身、きちんとした歯周病治療を開始するまで、「まだまだこの年齢で」といった油断があった。親不知なんてとっくに抜いたのに「ああ、これは親不知の影響で腫れてますね。抗生物質で腫れを引かせましょう」という誤診にもかかわらず、薬で当座の嫌みや腫れが引いからといってしばし現実をごまかしていたこともあった。

 歯科の分野では痛みなど自覚症状が出てからでは症状がかなり進行している場合が多いという。よって、歯科医院選びで「失敗をたくさん重ねていいものを見極める眼力を養う」ようでは、本末転倒もいいところである。

 ともあれ、本格的に治療をはじめてから一年半。今はひととおりの治療が済んでメインテナンスということになっているが、歯周病が完全にストップしているわけではない。そのあたりのことも含めて、これからしばらく、一患者側から見た歯周病治療の実際や、思うこと、また、人知れず歯周病で悩んでいる人に役立つような情報も紹介していきたい。

 こういった内容なので、こちらから記事を参考にさせていただいた歯科医師のブログを除き、トラックバックしたりコメントを書き込むことは極力慎みます。でも、こちらが書いた記事に関するコメントや感想は歓迎します。

 できるかぎりコンスタントに更新していきますので、歯周病に悩む人だけでなく、歯科医師のみなさんにも読んでいただければ幸いです。程度にユーモアを混ぜ暗い雰囲気にならないよう努めます。専門分野に関する記述にかんしては、できるだけ参照したサイトやブログのURLをつけますが、もし記述に誤りがあれば、ご指摘していただければ幸いです。