「私、出来ます」


この言葉ってかなり恐ろしい。。。


歯科衛生士の技術的なスキルであるSRP。


私は自分自身、完ぺきではないと思っている。


人間に完ぺきなどあり得ないとも思っている。


なので、私のSRPも「出来ているか?」と聞かれると、

「完全ではありません」と自身のない答えになってしまうくらい難しいテクニックだと思っている。


それは解剖学的にも組織学的にも熟知しているからこそ出る言葉であって、

本当に奥が深く難しく、育成させるのも一苦労。


そんな中、「私、出来ます」という歯科衛生士に限って、

これがまた全然出来ていないから不思議に思ってしまう。。。


「できる」「できない」の2択だから「できます」と答えてしまったのか???


本人が「出来ます」と言っている以上、

私からは何も口出しできないので、そこが一番困る所。


これがまだ私より全然若い後輩であれば、

「出来ます」の言葉をひっくり返す事は出来る。


だけど、私と同じくらいの歳のプライドが高い歯科衛生士には本当に難しい。


「できる」と思ってしまう「プライド」「自信」はどこから来るものなんだろう?


謙虚さがあれば、どんな些細な事でも吸収し、成長できる。


プライドがあると、そのプライドを傷つけてしまわないように、

そっと、ゆっくり、時間をかけて、丁寧に教えなきゃいけない。


まぁ、これが一番面倒だし、教育するのに時間がかかる。


他人を変える事は出来ないので、こちら側からその人に合わせてアプローチしなきゃいけない。


とっても難しい。


そもそも、SRPを簡単な業務の1つとしてしか捉えられないこと自体、

今までの歯科衛生士の業務、何してきたの?って聞きたくなる。


そんなに簡単なものじゃないんだけどな。


簡単にとらえて、分かった気でいるだけの歯科衛生士は育たない。


そこをどのように私が本人に気付かせるか、本当に難しい。



「できます」って言ってたけど、

縁下歯石いっぱい残ってますよ?

基本検査も数値違いますよ?

分岐部計りました?

レントゲン見てSRPしました?

SRP前に戦略は立てました????


言いたいことは山ほどあります。


ですが、全部言ってしまっては、私がとにかく厳しい人にしかならないんです。


あぁ~、どうすればいいのだ?!