NIKKOR-S Auto 28mm f3.5 レンズ分解&Ai 改造 | うめこのほんわかブログ

うめこのほんわかブログ

日々のなにげない事、わんことの生活の話、お絵かきが好きなのでわんこイラストなど紹介します


最近ニッコールレンズ、結構買っています。

35mm f2.8 です。


{0C99ABD3-FF75-49E8-A17A-5ACA3A9E7699}


前回のはNIKKOR-H で今度はSです。

Hのほうが古いはずですが、違いは何でしょう?
レンズの枚数でしょうか?
それともコーティングでしょうか?
まだ勉強不足で詳しくありませんが、確か記号でレンズ枚数が違ったはず。

ちょっと調べてみよっか(^。^)

H Autoは1960年発売で6郡6枚構成で、今回のS Autoが調べても出てきませんw
バラしてみたらレンズは6枚でしたが、SとHの違いが分かりません:(;゙゚'ω゚'):

ま、いっかw
また、ゆっくり調べます。

このレンズの状態は、後ろのほうにカビがあります。ヘリコイドはスカスカのグリス抜け

とりあえずバラします。


{BB84A51B-5F3E-45C4-B151-874371146577}


これは前から行けそう




{501AC7ED-6EDC-47FF-AB19-9146C5AB2470}



さらにゴムで前玉郡を




{D20D951C-AA15-4AD2-A71A-72674ECA3C9D}



前玉郡外れました。


なんかサクサク行けそうです。




{A206BA5E-AB88-4F0A-9FEE-20CC809D6BA2}



前玉郡の最後尾のレンズをゴムで挟み、外れます。




{5C76E7BB-E757-42E7-87A7-6B0DD28F3BE5}



前玉郡の後ろのレンズ


{E9C7EB63-B500-4526-9DB7-51C255BE0A4C}




次に前玉を




{63966225-4B3C-4B4F-B6F9-DEB8C78AB4DB}




前玉厚いです



{BEF14E1A-5720-4FC8-BA4C-20712BF4DE18}



はい、前玉郡レンズです。



{EADA1597-62EB-4431-8510-A96BA1CF3A60}



写真にはありませんが、前玉郡さらに二枚外しました。



では、後郡を



{A214FBB7-434C-4948-A81D-303D5DCE2DCE}





{D4A9EED9-758E-42A9-B2D3-F70017EDD861}





{92E3D973-0263-4C3F-8460-A3A0005D5E89}




最後尾のレンズです。





{FE21D1B3-A57E-4F7F-89AC-207123F19D21}




{B83FA267-DA5C-4CD8-87A1-40914D8751E1}



後ろ二枚です。


{83805B9A-59BD-4FC5-A0E6-6E6CC7D271A2}



この内部にカビがありますね


バラバラになったレンズをキレイに清掃し、もとに戻します。


完成しました!


カビも取れスッキリしました。
やはり古いレンズですから、光を当てるとそれなりの経年劣化はあります。

でも、状態は悪くないようです。


{018414D0-F328-41CB-8B13-ABA033C23ECA}



スカスカのヘリコイドは今回はやめておきます。

またの機会にします



{C468DCAC-F51A-433E-B1A3-D285681D342C}


前回の28mmと35mmです

フィルター枠のシルバーがかっこえぇです!




{4BA7D7BD-EAC9-4664-9914-EB5337F3EFE9}





さてさて、レンズ清掃が完成したらAi改造です☆

やはり、どうせだったらAi で使いたいです。



このレンズも前回の28/35 と絞りリングが同じタイプですね〜♪

F3 に付けてみると、カニ爪がカメラ本体の絞り連動レバーとぶつかり干渉しています。




{9807AE95-683C-4724-8F5C-84330A818287}



干渉しているカニ爪を1mm程度削ります。

ゴリゴリゴリ



{496B0FCC-0266-458E-BEBB-053D7ADE1201}



はい、干渉しなくなりレンズ接続できます。




{A51244A9-BD04-4CED-9906-3F6F9CA54360}


レンズの絞りを最大絞りにして、絞り連動レバーをドライバーで押して、レバーの位置を確認し、レバーの引っ掛かり位置を決めます。
写真で分かりますかね?
だいたい絞り16の1 のあたりに、引っ掛かりを作成すると良さそうです。




{24553117-6368-45FB-923A-F1A9AF1247B1}




では絞りレバーを引っかかるように、出っ張りを作成します。
本当は金具でやると劣化が少ないのでいいのですが、適当な材料が無いので加工しやすいプラ板を小さく切り、先ほどの位置に瞬間接着剤で貼りました。


{E1414603-0D35-40D1-ABAF-0542611D91A9}


前回Ai改造した28/35ですが、引っ掛かり位置の特定値が甘かったので今回と同じ位置に作り直します。




{5BA85CBF-3F1D-4660-B756-10A9B796F22B}




黒く色つけ




{13DB79CD-0B86-4221-8409-6D1079A67DE5}



接続します。


わかるでしょうか?


{E631F8E1-96C0-4F3B-A995-6A3686661880}



作成した引っ掛かりが絞り連動レバーを押して、絞りリングを最大絞り値の16 にすると、レバーを押しています。


完成です!




{53D8ED72-CFAC-4AF3-AAF3-3372157CF1A2}


Ai改造も面白いっすね〜!

レンズによって改造の仕方が変わりますが、絞り連動レバーの理屈がわかると他のレンズもできそうですね♪



でわまた(*╹◡╹*)ノ"