最後のアヤワスカ体験記 3回目

 

  はじめに

いよいよ今夜は3回目セレモニー最後のアヤワスカ
前回は少し量が少なかったため、もう少し量を増やして臨むことにした。
今回も時系列ではなく、メモした内容をベースにご紹介していこうと思う。

 

  ビジョンやトリップが少なかった理由

3回目のセレモニーも、やはり朝まで続いた。
結局セレモニーの日は、一日も自分のベッドで寝ることはできなかった。。

3回目のセレモニーもそれなりにきつくはあったが、それ以上に学びが多くあった。

結論からいうと、ビジョン自体は全然見れなかった。
しかしアヤワスカの神様?(以後アヤワスカと呼ぶ)は、これまで以上にずっと傍にいてくれて、ビジョンをあまり見せなかった理由も教えてくれた。

その理由は、私は自分の意思で何かを決めることが少なく、自分の人生を他人に委ねてるところがあり、その部分と関係しているとのことだった。
そのせいで自分の気持ちや、自分の心が望んでることに鈍感になってしまっていると。

そのため私はもっと自分の心に問いかけて、自分の意思で決断し、勇気を出して動いていく訓練をする必要がある。

だからビジョンを見てただ不思議だったなーで終わったり、こういうビジョン見えたからこういうことやろうかなーではなく、
自分で考えて、自分で今後どうしていくか考えさせるために、ビジョンは見せなかったとのことだった。

その代わり、アヤワスカはずっとにいてくれて、会話を通して私を導いてくれた。

 

一方で今回、自分のお腹の中にはまだまだ無限に浄化すべきものがあり、

正直今回で全てを浄化しきるのは難しいと言われた。


そのため君が満足するとこまででいいよとも。

事実アヤワスカの効果が切れる最後の最後まで、吐き気が消えることはなかった。

 


また今後何をしたらいいかを聞いたときにも、

誰かに決めてもらうのではなくて、自分のやりたいことは自分で見つけなさい

と言われた。
あなたの心に問いかけなさいと。あなたが幸せと感じる道でいい

要は全ては自分の意思次第なんだということを学んだ。

 

  アヤワスカの逆鱗にふれる

元々今回は、いいトリップをしたいと願いながらセレモニーに入っていた。
しかしそれを考えるたびに、なんだか少しアヤワスカが怒ってるように感じていた。

そしてそれを何回か考えたときに、実際に怒られてしまった。
これだけだと、変な奴だと思われそうなので、もう少し補足したいと思う。

実際に怒られたときには、今のお前に、ビジョンはそこまで重要じゃない

というメッセージが頭の中に入ってきていた。

それからこれは怒られたと感じるときに必ず起こる現象なのだが、
まずアヤワスカと繋がると、考えたことや思ったことがそのままアヤワスカに伝わってしまう。
それがもし良くない考え、ネガティブな考えだったりすると、
耳元にブゥーン!F1カーが走ったような不快な音と振動がする。


はじめはたまたまだと思っていたが、
怒られたと感じるたびに必ずおきるので、怒られているのだと確信するようになった。

これが結構怖くて毎回びっくりする。。

 

  アヤワスカからの学び①NARUTOの作者はアヤワスカ経験者?

それから感じたのは、アヤワスカはNARUTOの中に出てくるイザナミイザナギの術と同じだということ。


NARUTOという作品をご存じない方は飛ばしてもらいたいのだが、
アヤワスカでは、何か本能的に逃げたくなるような苦しみや恐怖が襲ってくる。

そのときに、「あっいやだな、さけたいな、逃げたいな」と思うのも、受け入れようとするのも自由である。
アヤワスカは無理やり吐かせたりなどしないから。あくまで自分から受け入れる選択をしてはじめて吐けるのだ。

ただやはり基本的には人間怖いのは嫌だし、楽したいし、死にたくはないため、無意識的にそれを避けてしまう。
しかしそうすると、回りまわってまた必ず同じ苦しみがやってくる。

受け入れるときも、その苦しみを「〇〇だから頑張らなきゃ」とか「〇〇だから受け入れなきゃ
と理屈で受け入れようとするとダメだったりもする。

あくまで直感で、スッと受け入れない限り、無限ループの苦しみから抜けられない。

何回も何回も逃げて、でも少しずつ勇気が出てきて、ほんの少しずつ前進して、ようやく乗り越えられると吐ける。
ただその勇気も、いうなれば電車の中で腹痛が起きて、思い切って漏らすくらいの、とんでもない勇気がいる。

同じようなことがNARUTOの作品の中でもあり、それがイザナミイザナギという技。
イタチがカブトにこの幻術をかけ、カブト無限ループに陥り、自身にとって不都合な運命を受け入れまで苦しみ続けるという一幕がある。これがまさに私が体験したアヤワスカと同じ現象なのだ。

アヤワスカ中にこのことに気付き、作者の岸本先生は「絶対アヤワスカやったことあるな」なんて考えていた。

実際のところは、もちろんわからない。
 

  アヤワスカからの学び②なぜわたしだけが、こんなにも長く、苦しみ続けるのか

それからなぜこんなにも効果出るのが1人だけ遅く、毎回夜中までずっとアヤワスカが抜けないのか聞いてみた。


それについては、「それは君が拒否しているから、恐怖を受け入れてないからだ」と教えてもらった。
そしてその理由についても話してくれた。


君は予定日より早く産まれた早産だった。

お腹の中で快適で安全だと思っていたときに、

いきなりジェットコースターで落ちるような経験をした。とても怖かったはず。
それがトラウマになり、

この世に産まれた瞬間に君は恐怖や不安を感じやすくなってしまった。

だから人一倍、色々気にしてしまったり心配になったりする。

そしてそれは仕方ないものだから、受け入れなさい。

なので人一倍臆病な分、こうやって受け入れるのに時間がかかることもわかってたよ。

 

と答えてもらった。
 

でも最後には必ず乗り越えられるから大丈夫」とも励ましてくれた。

確かに自分は、早く生まれすぎて父親に「はやお」と名付けられそうになったくらい早産だった。

幼いときからの人見知りも、心配性な性格も、すぐにお腹を壊してしまう体質も、色々と納得がいく回答で、

とてもハッとさせられた。

 

  アヤワスカからの学び③引き寄せの法則について

それから引き寄せの法則周波数などの考え方は合ってるのか気になって聞いてみたところ、合っていると回答をもらった。

思考言葉には周波数があり、それに自分の魂の周波数も影響されると。


だからなるべくポジティブに考え、前向きに生きていく必要があるのだなと思った。

 

  アヤワスカからの学び④他人を気にするな!

それからセレモニー中によく、人のことを気にしすぎだと怒られていた。


例えば「隣で人がゆっくり休んでるから吐けないよ」と弱気なことを言ってると、
それは相手がどう受け取るかで、相手の問題だ。
君は自分がどうしたいかだけを考えろ。そんなこと気にするな
」と叱られた。

でもその考えって自己中みたいだし、知らずのうちに人を傷つけそうで嫌だ」と生意気に口答えすると、
君が放つのはポジティブなエネルギーだろ?
それが周りに悪い影響を与えるわけないさ。大丈夫
」と諭してくれた。


私の口答えがそれ以上続くことはなかった。
もしかしたら、そんなこと気にしてたらポジティブな影響も与えられないぞ、

ということを言いたかったのかもしれない。
 

  アヤワスカからの学び⑤この世はアヤワスカの世界と変わらない

ある時には、現実世界も実はアヤワスカの世界と変わらないという話もしてくれた気がする。(もしくは自分で悟った)


どうやら現実世界でも、定期的に自分が成長する機会用意してくれているらしい。
でも大体の場合、楽してしまったり、ごろごろと寝てしまったりしてうまくいかない。
それでもまた定期的にそういう機会がやってくる。


もしその時にいい選択をできたら、ひとつ成長できる。


そして人生は、魂を成長させるためにあるのだと。

そのために生まれてきたし、魂の向上こそが人間の本質であると。


そうやって定期的に魂を向上させようと世の中は動いてるらしい。

信じるか信じないかはあなた次第である。

 

 

  アヤワスカからの学び⑥神様はなぜこの世をつくったのか

また「自分自身を成長させていくには、苦しみが必要だ」とも言っていた気がする。(もしくは自分で悟った)


だから神様は、苦しみが必然的に生まれるようなこの物質世界を作ったと。


これも信じるか信じないかはあなた次第のお話。

 

  その他アヤワスカとの会話

他にも前世とか死後の世界とか世界のはじまりとか、あれもこれも知りたいと思い、色々聞いたのだが、

大体は怒られて終わってしまった。


本当にそれは君が知りたいこと?見たいもの?誰かのためじゃくて?」と。
それよりも自分の意思で考えて、決断することのほうが今はよっぽど大事だと。

あと「教えて」というワードを出すとすぐに怒られてしまった。それは受け身だと。
君が自分の意思で何を学びたいか考えて、そしてそれを自分から受け取りにいけ。
それに今君に大事なのは、客観的事実じゃない。君がどう捉え、どう感じるかだ。
なるべくポジティブに受け取っていい状態をキープする、それが大切だ

とお説教をうけてしまった。

また「こんなに会話できるのはなぜか?」と聞いたところ、
私の素直さがどうやら関係しているとも言っていた。

確かに私は自分でいうのもあれだが、非常に素直な性格だと思う。
あまりひねくれた考え方をしないし、わりと物事をストレートに受け取ってしまう。

そういった性格が今回は幸いして、これだけ話をすることができているのだと、納得した。

 

  不思議な話

今回も不思議な体験があった。それは隣の人の気持ちが伝わってきたというもの。
今回も吐きたいのに吐けず、ずっとバケツを抱えていたときに、
ふと隣の人がサポートしてくれているのに気がついた。もちろん喋ってはいない。

その人がお水を飲んだり深呼吸しているだけなのだが、なぜか私に「こうやるんだよ」と言っている気がした。
そういうことかもしれない、ではなくなぜか確実に私のためにやっている動作だという確信があった。

それで翌朝、確信があったので朝食時に「昨日となりに座ってたよね。あなたのサポート感じました。
本当にありがとう。助かりました。

と伝えたところ、少し驚きながらも
すごい!そうなのよ、届いてたのね。よかった。私たちちゃんと繋がってたのね。
と嬉しそうにハグをしてくれた。

 

シャーマンから最後のメッセージ 


上記の話を翌日の共有の場で話したところ、シャーマンからは以下の言葉をもらった。

すべてはプロセスです。アヤワスカは自分のタイミングで進みます。
そのため、自分自身に耳を傾け、自分自身を信頼することの重要性を学び、
時間をかけて自分自身を知り、自分自身から学び、自分の道を見つけて、
幸せで愛に満ちた、あなたの人生を第一に考えてください。
そうすれば、他の人との関係はより健康で長続きしますが、
最初に自分自身に取り組み、自分自身を信頼し、
最初に自分自身との関係を確立することを忘れないでください。
たくさんの愛と忍耐を持って進んでください。


この言葉をもらい、私自身感じることが多くあった。

これまでの人生、すぐにゴール結果揺るぎのない答えを求めて生きてきた。
しかしすべてはプロセス考えてみればまったくその通りだ。
どんなに人生成功しても、その後転落することだってある。
逆もまたしかりだ。


変化こそが人生であり、生きている証なのだ。

そう思うと、スッと肩の荷が下りた気がした。

どんなにうまくいっても、どんなに苦しいときでも、すべてはプロセスであり、過程である。
そう信じ、たくさんの愛と忍耐をもってこれからの人生を歩んでいこう、そう感じたシャーマンからの言葉だった。

 

 

 さいごに

この後も実は面白い後日談があったりはするのですが、本編はこちらでいったん終了となります。

後日談については、また近々お話したいと思います。


ここまで長文かつ、にわかには信じがたい話を広い心で受け止め、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
少しでも何か、自分の経験がお役に立てたらと思い、執筆を決めた所存です。

 

そして大変お世話になったイケメンインストラクターをはじめとするスタッフ方、

サポートしてくれた仲間方、

シャーマン、ピューマ、そしてアヤワスカ。

全ての方に感謝と愛を捧げたいと思います。

 

本当にありがとうございました。